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虚構の錬金術:セントラ・テック詐欺

Netflix にあった実話ドキュメンタリー『虚構の錬金術:セントラ・テック詐欺』を観た。

原題は『Bitconned』

Bitcoin(ビットコイン)と conned を組み合わせた、造語かな。

con は騙すことを表す動詞だから、詐欺に使われたビットコインの話と原題から理解できる。

(けど、観てたらイーサリアムとかも関わってたようだけど…)

簡単に言えば、仮想通貨を取り扱うセントラ・テック社の詐欺事件の話だった。

仮想通貨は、中央集権を離れた夢のデジタル通貨とされている。取り扱う人は多く、売買の取り引きも盛んな全く新しい通貨である。

その反面、犯罪に使われる事も多く現在は各国の政府が結構目を光らせているはずだ。

私が、豪州で会計学を学んでいた時もcryptocurrency(暗号通貨)の話題は多々あったと記憶している。それだけ、流通している証拠だ

私もそれ以来興味を持ち、少し保有して観察している。まあ、かなり上がり下がりが激しいのが仮想通貨で売買が盛んなのだなと理解できる。

犯罪に利用されたり、詐欺事件が起きる界隈でもある。まあ、金融犯罪はあちこちで起きるからその市場のひとつで、これだからこそという話でもないのだけれど。。

このセントラ・テック社の事件はそんな昔の話じゃない。このドキュメンタリーで、インタビュー映像と共に生々しく状況を見せていた。

人は「欲」を抱けば抱くほど騙されやすい事が非常によく分かるのもこのケース。

楽して早く金が増えないかなんて思ったら最後で、碌なことはないというひとつの例として一見の価値あり。

いくら有名人を使い宣伝していようとも、それだけでは信用してはいけない。見極めないといけないのだ。

このドキュメンタリーを観ると分かるが、本当に信じられないくらいの騙しが繰り広げられている。

嘘もここまでいくと大胆すぎて目を見張るものがある 苦笑。

けれど、実際にあったことなのだから何と言って良いやらという気持ちにもなる……

そして、なぜか中心人物のくせに罪が軽くなっている人がいるのもかなりの謎。

法を考えたら、変すぎて訳が分からない事例だ。

どうも、まだ話されていない真実とやらがあるらしいのだけど何が何だかの世界だった。

事を起こした動機も、

え!?本当にそれ!?

となるし、信じがたい。

本当のところは本人しか分からない気もしてしまった。

最初から大組織に仕組まれていて、彼自身も雇われ物とか、、何か計画があるのかとか、、別にそんな話でも筋は通るなとか妙な推測をしてしまった。

あまりに、大胆にやらかしてるのに軽い罪だからそうも勘繰ってしまうでしょう 笑。

このドキュメンタリーもどこかに嘘があるって事なんだろうねと…

権力があれば、どんな事でもできてしまうのがスッキリしないひとつの例。
度々こういう事があると、モヤモヤ感が募る

誰も信じてはいけないというのだけは真実なんだろうと思った。。

経済や法律、ビジネスや金融周りの英語が聞けるのでその点が英語学習者にもおすすめできる。

詐欺はあちこちに転がっているので、気をつけようと思った良作でした!

観た映画についても、まとめています。
映画観るのも、良い英語学習になるので良いですよ!

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