だとしたら、間違いなくこの本は素晴らしいと思います。
私の積読タワーがますます積み上げられました。
はじめに
読書感想文noteを書いている私は、「書評」「小泉今日子」という言葉が輝いて見えて、手に取りました。
小泉今日子さん、なんとなくのイメージでしかないけれど、きっと文章も素晴らしいのでは!?という印象でした。
有名人のエッセイというだけでも、つい読んでしまいたくなりますし。
とは言え、小泉今日子さんは、あまり仕事については書かれておらず、一女性の目線で描かれていました。
それと同時に、どの書評もとても素晴らしく、「うわー、読んでみたい!読みたい本リストに追加だー!ポチッ!」が何度も繰り返されてしまい、積読がますます増えてしまいました。
こんなにたくさんの本が読みたくなってしまう書評って、あまりないような気がします。
どれも小泉今日子さんの独自の目線や感性があり、しかもそれが簡潔に書かれていて、その本の魅力がスッと胸に入ってきました。
余談
三浦しをんさんのエッセイを読んで、「積ん読」についても書いていますので、よろしければこちらもぜひ読んでみてください〜。
読みたくなった本
読みたくなった本は、なんと【13冊!!】
これは、書評集としては、私的にではありますが、とても多いです。
多すぎてこまる……目が周りそう………嬉しい………。
心に残ったフレーズ
心に残った箇所も、本当にたくさんありました。
引用祭りになりそうな気がしていますが、ご覚悟ください!
良き言葉をたくさんインプットしていただけたら、私も嬉しいです。
小泉今日子さんは書き出しがとても素晴らしくて、「お!読み進めたい!」とつい思わされるような、そんな文章が多かったです。
アイドルでもあり大女優でもある小泉今日子さんですが、文章を読むと、とても身近な存在のように思えてきます。
そのくらい、気取っておらず、自分の短所も出しますし、知らなかったことも素直に書かれています。
元々好きなのですが、さらに素敵なかただなぁと思わされました。
「人見知り」で「本を読んでいたら話しかけづらくなるから、読書をしていた」という一言とか、共感しています。
私も休み時間にわいわいするのが得意ではなくて、教室で本を読んだり、図書館に逃げ込んだりしていました。
積読が増えても良い!むしろかかってこい!積読のタワー、積み上げたる!!!
と言う方に特におすすめです。
余談
「書評」にかわる言葉が定着してほしい
ただ、私は「書評」と言う言葉があまり好きではありません。
「評」とつけられてしまうと、「評価」「批評」などが思い浮かび、素晴らしい点は書いているけれど、厳しい言葉も書かれているんじゃないか?と疑ってしまうからです。
共感性が高いことを自覚しているので、あまり辛辣な言葉は目にしたくないんです。
見た目もなんだか強くて固いじゃないですか。「批評」って。
もっと柔らかくて優しい言葉にできないのかなぁ。
それに私は、「批評」をしたいわけではなく、どちらかというと、「推したい」んだ!
推して推して推しまくって、布教したいんだー!!!!
もちろん「書評」は「レビュー」と違って、読んで良かった本が書かれているものがほとんどなので、言葉の印象と実際は違うんですけどね。
どうしても「書評」でくくられているので、その言葉で検索するしか術がありません。ちょっと悲しい。
考えてもパッとは思い浮かばないけれど、何か良い言葉が定着しないだろうか。。。