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【2024年12月】今月の読んで良かった本

12月からnote毎日投稿に挑戦し始めたこともあり、noteの読書感想文記事が大幅に増えました。
「毎日文章を書こう」という決意が手に取る本にも反映されていて、執筆やnoteについての本が多い月でした。

それでは、振り返りも兼ねて、12月読んだ本です!


2024年12月に読んだ本

読んだ本は、Notionに記録しています。
漫画も入っていますが、合計27冊でした!
(これにプラスして、Kindleで雑誌も読みました)

書く時間が増えたことによって、読む時間は少し減ったかな?と思っていましたが、冊数は11月と変わらず。
Kindleや同人誌など、比較的短時間で読める本が多かったからでしょうか。

この中から、読んで良かった本をご紹介します!


今月のナンバーワン

『インプット・ルーティン/菅付雅信』

あなたはあなたが読んだもの、見たもの、聴いたものによってできている。つまり、「あなたはあなたがインプットしたものによってできている
よりクリエイティブな人間になるには、より良いインプットを行うしかない。情報の洪水に翻弄されず、自分を賢くするものだけを常に選び、身体に入れること。

2025年の目標の一つに「ジャンルの垣根を超えて、良質なインプットをたくさんしよう」というものがありますが、明らかに本書の影響です。
音楽・雑誌・アート・様々な分野の本など、読むべきリストが大量に掲載されています。

今のところは音楽をインプットしていますが、今まであまり聴いてこなかった分野に触れられていて、とても満足しています。
「音を楽しむってこういうことか!!」とワクワクしながら聴いています。

今年1年のインプットで、どこまで人間的に深みが出るか??今からとても楽しみです。


執筆・note関係の本

『書評の仕事/印南敦史』

重要だなぁと感じるのは、本を読み、その内容をどう伝えようかと考え、文章にする過程です。この過程を繰り返すことによって、自分がなにを考え、なにに関心を持ち、なにを知りたくて、なにに興味がないかなどを改めて認識することができるからです。

書評家という職業を認識し、憧れを持つことになった本。
本書を読んだおかげで、読書感想文note記事の本数が増えました。
印南敦史さんの本を手に取るようになるキッカケの本でもあります。


『遅読家のための読書術/印南敦史』

読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。

印南さんの本を読むと、文章を書きたくなります。
読書術の本ですが、私にとっては"読書感想文を書くことへのハードルを下げてくれた本"でした。
「noteの投稿内容を簡略化して、頻度を上げよう」と決意できたことで、毎日投稿に踏み出すことができました。
本書を読んで、さらにnote記事の本数が増えました。


『書く習慣/いしかわゆき』

どんな形でもいいから、今取り組んでいるものに幕を引いてあげること。
文章を寝かせるよりは、無理やりにでもおわらせて新しい旅路を歩みましょう。

音楽も、デザインも、執筆も、完璧にしてからではなく、一旦終わらせて人前に出すという工程を踏むことが大事だなぁと再認識しました。
他人から意見をもらうことは勇気が必要ですが、自分の成長につながると信じて、んどん完成させていきたいです。


『サブカルで食う/大槻ケンヂ』

自分も表現活動をこれからしていこうというサブルなくん、サブルなちゃんは、プロのお客さんになっちゃいけませんよ。
映画を何本観た、本を何冊読んだ、サブカルになりたいならばその結果、受容したものを換骨奪胎し、自分なりの表現としてアウトプットすることが重要です。それが稚拙であろうとクオリティが低かろうと、まずは自分で何かを表現してみるということが第一歩ですから。もう一度言いますね、プロのお客さんになってはダメです。

インプットして、勉強した気になってはいけない!アウトプットを意識しなければならない!と強く思いました。
表現者たるもの、もちろんインプットは大事だけれど、アウトプットしなければ意味はない。
インプットとアウトプットの比率を意識していきたいです。


『noteを1年毎日連続投稿すれば人生が変わる!/カーボ』

毎日投稿のモチベーションがアップできました。
また、noteに投稿するネタも増えたのが良かった!


『noteで学ぶ自己肯定感の高め方/かじ』

365日連続投稿を続けて手に入れた5つのモノ
①興味が広がる
②noteに自分の居場所が作れて大切な仲間ができる
③文章力が向上する
④他人から評価をもらう行動→自分がやりたい気持ちの行動にシフト
⑤気づいていない自分の本音を知る

本書を読んで、まだまだ始めたばかりだけれど、始める前の自分と始めた前の自分で、すでに変化が起きているなぁと実感することができました。
節目節目の変化や気持ちって、時間が経つと忘れてしまうもの。
結果はもちろん大事だけれど、その過程がもっと大事。
特に私は忘れっぽい性質なので、note毎日連続投稿を続けて、節目節目で忘れないように書き留めていこう
と思います。


『キーボードなんて何でもいいと思ってた/朱野帰子』

パソコンについてきたキーボードを使うのはセルフネグレクト

noteを書き始めて文書を打つ時間が増えたので、キーボード欲しくなりました……。
試し打ちに行きたくてうずうずしています!
自分のデスク環境についても、いつか書きたいなーと思っていたので、書けて嬉しいです。
2025年はデスク環境も整えていきたいので、その過程も書いていきたい!


コミックエッセイ&漫画

『うちの猫がまた変なことしてる。3・4/卵山 玉子』

少しずつ読み進めているコミックエッセイ。
猫のあるあるが満載でめちゃくちゃ可愛い。
イラストが可愛いのはもちろん、写真もあるのが嬉しい。
にゃんこが2匹から3匹に増えてます。
猫って性格が全然違うのも愛しいんですよね〜。
はーーー、猫飼いたい。来月も引き続き読み進めます。


『夜明けの図書館4・5・6/埜納タオ』

こちらも少しずつ読み進めている漫画。
図書館で働く司書の話で、レファレンス(利用者に適切な資料を紹介するサービスのこと)を通してストーリーが進んでいきます。
図書館のことを知れるのはもちろん、利用者にみなさんにそれぞれ物語があって、涙しながら読んでます。
1はKindle Unlimitedで無料で読めますよー!


その他

『小泉放談/小泉今日子』

2016年2月に50歳の節目を迎えた小泉今日子が、人生の先輩たちとともに、これからのオンナの生き方を考える対談集。
豪華ゲスト陣は、樹木希林、美輪明宏、YOU、上野千鶴子、江國香織、いくえみ綾、吉本ばなな、槇村さとる、小池百合子etc.

小泉今日子さんの書評をまとめた本『小泉今日子書評集」が素晴らしかったので、対談集も手に取りました。
人生の先輩たちとの対談で、カッコイイ女性のみなさんが登場します。
はー、こんな風に歳を重ねたいなぁ、と思いながら読みました。


『急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本/矢野帰子』

ドラマ化もされた『わたし、定時で帰ります。』の著者である矢野帰子さんの同人誌。
急な「売れ」が起こった時、仕事量がどのくらい増えるのか、メンタル面はどのように影響するのかが書かれた本。

人は評価されると傷つく
採用の本を読んでいたときです。「基本的に人は評価されたくないと思っている」という一文を見つけました。よい評価であろうと悪い評価であろうと、評価されること自体に人はストレスだと感じるというのです。「たとえ他の人が評価されている場にいるだけで傷つく」と言ったのは人事部歴の長い友人です。

小説が書けないところから抜け出す方法が、小説を書く。どういうこっちゃいとその時は思いました。ですが、ついに何をやっても原稿が進まなくなった時、やってみることにしました。一行目から過集中に入りました。キーボードに手を乗せたと思ったら、目の前には原稿ができていました。誰かの期待こ応えなければならない。そのプレッシャーから解放されさえすれば書けることがわかったのです。これは大きな一歩でした。

「人は良い評価でも悪い評価でも傷つく」という言葉が印象的で、だからアーティストってメンタル病む人が多いんだなぁと納得しました。
作品はもちろん、他の人とも評価されますし、評価され続ける正解ですからね。常に傷ついてるんだなぁ。

そして、「書けないところから抜け出す方法が、書く」ということで、朱野さんは同人誌を執筆します。
「プレッシャーから解放されれば書ける」というのも興味深い話でした。


『I型(内向型)さんのための100のスキル/鈴木奈津美』

まず一番重要なことは、内向型であるという「ありのままの自分を受け入れること」。「無理に外向型になろうとしなくていい」「内向型の自分のままでいい」という言葉に、とても勇気づけらました。
自分の性質を受け入れて、上手に生きていく術を身に付けていこうと思いました。


『世界の一流は「休日」に何をしているのか/越川慎司』

松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助が
「一日休養、一日教養」
を唱えて、現在の週休二日制を導入するきっかけを作った。

「休日」の使い方について、考えを改めることになった本。
土曜日を「チャレンジデー」、日曜日を次の週に備えた「リフレッシュデー」にするというのがとても良いな!私もやろう!と思いました。


1月に向けて

1月は、『インプット・ルーティン』でリストアップされていた本を読み進めていきたいと思います。
まずは「⁨⁩デザイン本」から!
積読のままになっている新刊のデザイン関連の本たちも読みたいと思っています。

皆さんのおすすめ本や、読む予定の本などもあったらぜひ教えてください!

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Mii
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