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ルビンの壺が割れた/宿野かほる(2024/3)

【あらずし】
すべては、元恋人への一通のメッセージから始まった。
衝撃の展開が待ち受ける問題作!

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」
――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。
先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!

【感想】
紹介してもらって読みました。
170ページ程度と短いこともあり、2時間ほどで読了できました。
Facebookのメッセージ機能を使ったやり取りのみで繰り広げられており、読み進むにつれてどんどん不穏な感じになっていく感覚が新鮮でした。
話の後半は、色々詰め込んでごちゃごちゃになった感がありましたが、最後までハラハラしながら読めました。

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