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子供服選びのコツ・ポイント
子ども服を選ぶ際に気をつけたいのがサイズ選び。
選び方を間違えると服を買い直すことになり、よけいな出費につながってしまいます。
そこで、今回は子ども服選びのポイントやコツを解説します。
前回投稿したサイズの選び方とあわせてぜひ参考にしてみてくださいね。
子供服の「ベビー」と「キッズ」の違い
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子供服は、大きく分類すると「ベビー」と「キッズ」の2つがあります。
この2つはサイズで区分されることが多く、ベビーは50~100cmぐらいまで、キッズは100~160cmとなっていることが一般的。
また、サイズ以外の違いとして大きいのが「デザイン」です。
ベビーウェアは、ふっくらとした赤ちゃんの体型に合わせて、横幅が大きめに作られていることがほとんど。
肩にスナップが付いていたり、袖周りにゆとりを持たせていたりなど、“着脱のしやすさ”を重視した作りになっています。
反対に、キッズウェアはやや細めのシルエットが多いのが特徴です。
基本は身長に合わせる
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子ども服のサイズは身長別になっていることが多いため、基本的には身長に合わせるとよいでしょう。
サイズ表示は50・60・70・80…と、10cm刻みで設定されているのが一般的です。
サイズ50なら身長45~55cm、サイズ60なら身長55~65cmの子どもにちょうどよいです。
なお、月齢・年齢によっては頻繁に着替えることがあるので、ぴったりサイズよりも少し大きめのサイズを選んでおくとスムーズに着脱できます。
身幅・着丈・袖丈を測っておく
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子ども服にも大人の服のように身幅・着丈・袖丈が表示されている商品があります。
同じ身長の子どもでも身幅・着丈・袖丈には個人差があるため、身長だけでサイズを選ぶと、思ったより袖が短いなどのトラブルが起こることも。
事前にご家庭やお店で採寸しておくと、子どもにぴったり合った服を選べます。
また、通販で購入する場合も、身長によるサイズだけではなく、メーカーのサイズ表で身幅や着丈、袖丈までチェックすると失敗が少なくなります。
年齢別の表示も参考にする
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お店によっては、子ども服に0歳用と記載されている場合もあるので、パッケージやタグに記載されている年齢別表示を参考に購入する方法もあります。
該当年齢の平均的な身長・体形の子どもに合わせたサイズになっているので、子どもが平均的な身長や体型の場合、選びやすいですね。
アウターは少し大きめのサイズを買う
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ぴったりサイズのアウターは重ね着すると動きにくくなるため、1サイズ大きめを買っておくと安心です。また、少し大きめのサイズだと、1シーズンだけでなく2~3シーズン着ることができる場合もあり、経済的でしょう。
ただし、袖や裾が長すぎる場合は何かに引っかかってケガをすることもあるので、1サイズ大きめ程度にしておくことをオススメします。
子供服のサイズ選びに失敗しないコツ
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身長や体重の目安表を見て選んだのに、なぜか大きすぎたり小さすぎたりして、結局お蔵入り…なんて経験を持つパパ・ママは結構多いのでは?
ここでは、ベビー・キッズウェア選びに失敗しないための2つのコツをレクチャーします。
海外ブランドはサイズ表記やシルエットの違いをチェック
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国によって平均身長や体重は異なり、同じサイズの商品でも日本製と海外製では着丈やシルエットが変わってきます。
また、日本とはサイズ表記が違う場合も多いため、購入前に参考月齢や身長の目安を確認しておくことが大切です。
以下に、アメリカ、フランス、韓国子供服の特徴をまとめたので、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
アメリカ
丈はやや長めですが、横幅は小さく作られています。
サイズ表記は「〇M」「〇T」です。
例:3M(0~3ヶ月向け)、2T(1.5~2才向け)
フランス
丈は日本製とほぼ同じですが、横幅が小さくタイトなシルエットが特徴です。
サイズ表記は「〇M」「〇A」になっています。
例:6M(生後6ヶ月向け)、2A(2才向け)
韓国
フランスと同じく、着丈は日本製の商品とあまり変わりませんが、横幅が小さめの作りになっています。
サイズ表記は「〇号」です。
例:3号(1~2才向け)、5号(2~3才向け)
試着ができないときは「身幅」「着丈」も確認しておくのがおすすめです。
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