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女性同士の喧嘩

今日、お昼休みに同じビルで働いている人達が、
タリーズの袋を下げてエレベーターに入ってきた。

恐らく、テイクアウトだと思うのだが、
エレベーターの中で美味しそうなケバブっぽい匂いを漂わせながら、楽しそうに会話している姿を見て、なんてお洒落な絵面なんだろうと思ってしまった。
明日のお昼、タリーズのテイクアウトにしようかなぁと思ったくらい。

**

また、近所の野良猫たちが喧嘩している。

すぐ怒っているとわかる鳴き声で威嚇し合う感じ。

その声を聞いていて、ふと遠い昔...じゃない、
わりと最近だったと思うが思い出したことがある。

社内で内容はおぼろ気だが、怒りが抑えられない出来事があった。

別の部署の女性が自分のイライラをわたしに向けてきたことがあった。
冷静に会話ができないほどのご立腹ぶりに最初は我慢していたが、あまりの八つ当たりぶりに此方も怒りを顔に出してしまった。
まぁ、この手の話はどこの会社でもあることだと思うが、わたしが怒りを表したのは、この後のことだった。

わたしよりも上の役職者に以下のようなことを言われた。
注:実際はもっと抽象的な言い方だが、ざっくり表現するとこんな感じだ。

『彼女は更年期だから許してあげて』
『更年期だから仕方ない』
『大目にみてあげて』
『女性ホルモンの影響なんだから仕方ない』


え?わたしは耳を疑った。

更年期だから人の心を傷つけてもいい、更年期だから何を言っても許される、更年期だからイライラを人にぶつけてもそれは仕方ないこと、更年期だから黙って見過ごせ...etc.

という言い分が、わたしの神経を逆撫でした。

自分のイライラを他人にぶつけること事態、常識人として間違っているとハッキリと主張した。

困り果てた顔をされたが、わたしだって人間だ。
黙って見過ごせないことは言わせてもらう。

思わず、わたしを諭すためについ言い訳として言ってしまったのは理解できなくもないが、その理屈はおかしい。

怒りをぶつけてきた女性よりもむしろその言い分の方に頭がきたのである。


確かに難しい時期なのは同じ女性として理解と同情はする。
けど、やってはいけないことはきちんと制御しないと無駄に人を傷つけるし、自分自身も傷つけることになってしまう。

この出来事から自戒も含めて、怒りを感じたら息を吸って心のボタンを押して冷静になるように心掛けるようになった。

しかし、猫の喧嘩の声を聞いて、
そんなことを思い出すわたしって、
どういう思考回路なんだ。

でも、女性同士の喧嘩って猫の喧嘩に似てるよね。

『シャーーーーシャーーーー!グワァーーー』

おしまい。
※今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

<今日のうた>
ベース音がカッコいい。ロックだなぁ。

Mr.Children「マシンガンをぶっ放せ」

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