家庭料理のおはなし:命の波動を感じる黒豚バラ肉丸1枚を仕込んで三変化
こんばんは!
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。
今日はいいお天気でしたね!
日曜日、久しぶりにお散歩して、外の空気をマスク越しでしたが思いっきり吸ってきました。
さて、以前、家庭料理のおはなし、で書いたこのコラム
私の仕事への取り組み方を根底から変えてくれた、せたなの「やまの会」。
お付き合いはもう10年以上、家族ぐるみのお付き合いとなりました。
大切な仲間であるやまの会で、放牧黒豚を育てているファームブレッスドウインドのヒロシくん・まきちゃんは、先代の上泉さんご夫妻がNZに移住されることになった時に農場を引き継いで、もう7年になります。
細く長く、お付き合いをさせていただいていますが、我が家でパンチェッタを仕込むときはやっぱりこちらの黒豚さんでないと、ということもあり・・・
そろそろ冷凍庫のストックがなくなりそうなタイミングの先月はじめ、来月の出荷で黒豚さんのバラ肉を、とお願いしたら・・・
昨日、こんな素敵な大きさのバラ肉が届きました!!
まきちゃんから「1枚取っておきましたー」と連絡があったので予想はできていましたが、やっぱり大きい!!
当然、まな板1枚ではおさまらず・・・
総重量約4キロ、迫力の大きさです。
早速切り分け作業開始!
まずは、パンチェッタ用に2キロ切り分け、パンチェッタの仕込み。
これから1ヶ月近くかけて低温熟成させていきます。
それから、豚の角煮用は・・・
下茹でまで済ませ、明日仕上げます。
そして・・・
端の部分は、脂身の厚いものは脂身を切り分けてラード用に冷凍し、そのあとの端肉は刻んで、ルーローに・・・
こうしてあんなに大きかったお肉も、無事に全て処理が済んでホッと一息。
命をいただくのですから、無駄なく美味しくいただけるように。
もちろん、あーーー、という大失敗もありますが、ロスをなるべく少なく、と毎日、知恵を絞って仕込みしつつ・・・
命と向き合わせてもらえて、本当にありがたくしあわせです!
ヒロシくん、まきちゃん、いつも本当にありがとう!!