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お堀ばた春さんぽ〜美術館の春まつり@MOMAT

桜が咲いたので、美術館へ。

今日のお目当ては、東京国立近代美術館でひらかれている「美術館の春まつり」展です。

特別展「あやしい絵展」はとても混んでいますが、常設展はほどよく空いていて、ゆっくり観ることができました。

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川合玉堂「行く春」(重要文化財)

桜の花びらが降り注ぐうららかな陽気。渓流の水音が聞こえてきそう。

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東山魁夷「青響」

福島のブナ林に取材した作品だそうです。あざやかな緑。

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速水御舟「夜梅」

モノトーンのシンプルな美しさにうっとりします。

日本画のこういう表現がとてもすき。

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土屋光逸「祇園の夜桜」

与謝野晶子の「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき」という歌を思い出します。

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川瀬巴水「井の頭の春の夜」

このひとの青の使いかた、とても好きだなあ。

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対岸から千鳥ヶ淵を見たら大変な人出だったので、混雑を避け内堀通りを回って帰りました。

以前は山種美術館がこのあたりにあったので、千鳥ヶ淵の帰りに山種美術館の桜展を見るのが毎年のたのしみだったことなど思い出しながら、ゆったりとお散歩。

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九段下の駅で道明寺を買い、家についてから抹茶で一服。

歩き疲れたときには、和菓子と抹茶の組み合わせが最高です。

「美術館の春まつり」は4月11日まで開催されているそうです。

混雑を避けながらお花見きぶんを味わいたいかたには、美術館でお花見するのもおすすめですよ。



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髙橋三保子
読んでいただきありがとうございます! ほっとひと息つけるお茶のような文章を目指しています。 よかったら、またお越しくださいね。

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