京都で春探し〜二条城から京都御苑、梨木神社
春を探して京都、二条城から京都御所かいわいへ。
まずは世界遺産、元離宮二条城。
大政奉還の舞台となった二の丸御殿は、狩野派による黄金の障壁画に彩られ豪華絢爛です。
今、NHKの大奥にはまっているので、ここが徳川家の栄枯盛衰の舞台かあ…と感慨深くうぐいす張りの廊下を歩きました。
東に向かっててくてく歩き、京都御苑の梅林へ。
やわらかい陽ざしにさそわれて、紅白のつぼみがほどけはじめています。
蝋梅(ろうばい)も満開。
風が吹くと、甘い香りが鼻をくすぐっていきます。
梅林を抜け、萩の名所として知られる梨木神社へ。
京都御所の東に祀られている、学問や文芸の神さまです。
境内には京都三名水の中で唯一現存する「染井の水」が湧き出しています。
境内のCoffee Base NASHINOKIでは、御神水を使った飲み物がいただけるのです。
静かな茶室でゆったりと過ごす、癒しのひととき。
御所から少し南へ下り、創業からおよそ550年という京都の老舗、本家尾張屋さんへ。
もとはお菓子屋さんとして創業し、現在はお蕎麦屋さんとしても有名です。
5種の薬味でいただく宝来そばが名物ですが、ひとりでは食べきれそうもないので、天ぷらそばを。
お土産にそば餅も買いました。
春の気配の中を歩いていると、それだけで笑いだしたいような、幸せな気持ちになりますね。
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