「あとがき」を書かせていただきました〜中井智彦さん演じる詩人・中原中也の世界

ミュージカル俳優、中井智彦さんの舞台「詩人・中原中也の世界～在りし日の歌～」のLIVE DVD&BOOKが、10月22日、中也84回目の命日に発売されます。

noteに舞台の感想を書かせてもらったことがご縁につながり、そのDVDブックの「あとがき（解説）」を担当させていただきました。

劇団四季で『美女と野獣』の野獣役、そして『オペラ座の怪人』のラウル役を演じた中井さんが、新たなライフワークとしてご自身で作り上げた舞台。心の深いところに突き刺さってくる本当に素晴らしい作品なので、ひとりでも多くの方にご覧いただきたいです！

（詳細はこちらから↓）
https://www.nakaitomohiko.jp/contents/458430

中原中也の人生って、本当に悲しい出来事ばかりなんです。
幼い弟が亡くなり、最愛の恋人は親友のもとに去り、長男を2歳で亡くし、悲しみのあまり自分も30才で亡くなってしまう。

でも、そんな中也に、中井さんは「嫉妬していた」といいます。ミュージカル界のスターである中井さんが、どうして中也に嫉妬するんですか？　とたずねた私に、どこか中也の肖像を思わせる真っ直ぐなまなざしで、中井さんが語ってくださったこと。

つたない文章ですが、中井さんと中也と、2人の思いをお伝えできるように精いっぱい書きました。

お手にとってお読みいただけたら、とても幸せです。