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メディカルハーブを育てませんか#1|プランターはダントツ不織布がおすすめ
最近、おうち時間が増えるなか、家庭菜園やハーブを育てる方がとても増えていて、通販で家庭菜園関係のものが軒並み売り切れているそうですが、「メディカルハーブ」はご存じでしょうか。
メディカルハーブとは
そもそも「ハーブ」とは人間に役立つ植物の総称ですが、繊維になるもの、染色に使うものなども含まれていて、メディカルハーブはそのなかで健康維持に役立てられるハーブのことをいいます。そんなメディカルハーブの育て方について数回にわたりご紹介しますね。まずは準備編として、おすすめのプランターについてお伝えします。
ハーブは繁殖力が高いものが多く、地植えすると広がり過ぎてしまうことが多いのでお庭があったとしても、下草類は特にプランターで育てるほうがおすすめです。
プランターの種類とおすすめは
プランターの種類はいろいろありまして、お手頃で軽いプラスチック製のもの、通気性の良い素焼きテラコッタ製のもの、高級感がありデザインも多様な陶器製のもの、陶器のような雰囲気で軽量化したFRP製のものなどが一般的です。
これらのプランターでも良いのですが、おすすめしたいのは「不織布(ふしょくふ)プランター」です。なぜかというと、使わなくなったプランターの処分にこまったことはないでしょうか?
不織布プランターがおすすめなワケ
不織布プランターは使わないときは折りたためるので場所をとらず、万が一必要なくなったとしても燃えるゴミとして処分できます。
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それ以外のおすすめの理由として、断熱性と排水性の高さ、移動のしやすさがあげられます。
プランター栽培は、地植えの土中環境と違って、プランターの外部が空気に触れていることで温度変化が高くストレスがかかるのですが、不織布にすることで断熱性が高まり、土中の温度変化が緩やかになります。
また、通常プランターは底に穴をあけて鉢底石など敷いて排水性を良くしますが、不織布にすることで生地全体から排水できるので、上記のようなことをしなくても排水性の高いプランターになります。
さらに基本的に取っ手が付いているので移動も簡単です。日当たりがいまいちだったり、風通しが悪い場合に簡単に移動できるのでとても便利です。
フランス製などデザイン性の高いものからコストパフォーマンスの高い低価格帯ものまでいろいろありますので、お好みに合わせて選んでください。