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MBTIが変わった

みなさん!お久しぶりです。
1日1回のインスタグラム投稿と1ヶ月に1回のNote更新を心に決めていましたが、やはり、人間そう多くのことはできませんね。インスタはなんとか続けられていますが、Noteの更新はすっかり…

もともと、思考を言語化することが得意ではないので、あまりの情報量と変化で人よりも時間がかかっているのだと分析しています。(という、言い訳です。)

そんななか、Noteを更新しようと思ったきっかけが、MBTI診断が変わったことに驚いたからです。


自分で自分のことを本当に知る

16personalities(MBTI診断)を知ったのは世間で流行する6年ほど前です。GLEクラスの前身のGLEコースの初代クラスの授業で取り扱ったことがきっかけです。英語の授業で起業プログラムを実施するにあたり、自分の強みと弱みを知ったうえで、会社に貢献してほしいというものでした。

大学院の授業でLeadershipに必要な要素を具体的に学ぶ機会が増えてきました。書籍を読んでいたところ、「リーダーになるには、まずは自分で自分のことを本当に知ることから始まる」という一文と出会いました。他人の性格を分析したり、強みを探すことは得意であるにも関わらず、しっかりと自分に目を向けていなかったなと気づきました。

そこで、どんなツールがあるのか書籍を読み進めると、そこに16personalitiesがありました。なんだか、流行に乗ろうとしている感じがするので、最近はめっきり離れていましたが、久しぶりに受けてみることにしました。

日本語でもできますので、興味がある方はどうぞ。
https://www.16personalities.com/ja

「仲介者」から「主人公」に

前回受けたのはおそらく3年ほど前だったかと思います。
私は「仲介者」でした。今日受けなおしてみると「主人公」に代わっていました。「仲介者」と「主人公」を両方読み比べると、確かに現在は「主人公」のほうが自分に合っている。3年前の自分が「主人公」ではなく「仲介者」であったこともよくわかる。

何がどう変わったのか、両者を分析してみました。
変わっていないことは
「正しいと思うことに情熱を注ぎ突き進める人。」
「自分のためではなく、他者のために声をあげ、動ける人。」
「様々な意見に耳を傾けることができる人。」
「人の感情に寄り添うことができる人。」など

変わったことは、「理想主義」から「リーダーとして叶えていく」力が備わったということ。「主人公」になって増えた一つの要素は「カリスマ性」であった。「人を巻き込み、集団として目標に向かって引っ張っていく力がある」とのこと。

私は超がつくほど、内向的で人前に立つことも好まないし、人見知りだし、リーダーは自分に合っていない。そんな自分がなぜ縁遠い「カリスマ性」を備えたのだろう。

理由は2つあるのではないか。
1つ目はGLEクラスのリーダーという経験によって培われた。最初は規模も大きくないし、生徒も1学年ずつ増えていったので、そこまでリーダーの役割について考えたことはなかった。だが、3学年が揃い、関わる教員も増えてきたことで、どうやって確実に集団を一つのビジョンに向けられるかを常に考えていた。自覚をしないところから、リーダーについて自然と考えることが増えていったのであろう。
2つ目の理由は覚悟だ。ハイテックハイ教育大学院を目指すきっかけとなった「教員も生徒も幸せな学校創りをしたい」を本気で実現したいと思い、そこに向けて日々考え、行動することで自分の殻を一つ破ったのかもしれない。

思わぬ経験と強い理念と覚悟でこんなにも大きく自分の性格が変わることに驚いた。日々の小さな何気ない経験と思考が性格をも変えることができるんだ、と。たかが一つの診断ツールかもしれないが、その結果を見たときに「違うな」と思うのではなく、どのような変化が生じたのかを考えるようになっただけでも、思考が変わった証なのだろうと思えた。

生徒が考えるリーダーの要素

時を同じくして、たまたまGLEクラスの2期生から卒業前にアンケートに協力をしてもらった。

余談であるが、ハイテックハイに来て一番驚いたことは「生徒の声を一番にする」ということ。授業案はもちろんのこと、教員採用にも、校長採用にも生徒が参加をするほどである。学校は生徒のための場所なのだから、当然のことである。これまで、生徒からアンケートを取るという発想はなかったが、もしその発想があっても、なんだか「怖い」と思っていたと思う。でも、今回は生徒の「生の声」をしっかりと聴こうと素直に思えた。一人の「怖い」が未来のGLEクラスの発展を止めてしまうのは間違っていると思えたから。また、GLEクラスとその生徒に真剣に向き合ったという自負があったからかもしれない。もし、どこかにうしろめたさがあったら、アンケートなんて取れない。精一杯向き合ったからこそ、自分では気づけなかったこと、努力をする場所が間違っていたことがあるなら教えてほしいという想いが先行した。

せっかくなので、生徒が考える「GLEクラスのリーダーに必要な要素」を共有したい。
企画力、柔軟な考え、遊び心を大事にしている、行動力、コミュニケーション能力、クリエイティブさ、それぞれの個性を理解する、共感力など。その中にもありました。「カリスマ性」。ちなみに、書籍を読み進めると、「遊び心を大事にする」こともリーダーに必要な要素らしい。さすが、GLEの生徒はするどい視点を持っている。

ここでは一部抜粋をして載せているが、生徒が考えるリーダー像に近づけられるように思考を変容していきたい。外的環境と内省で性格を少し変えることを知ったのだから。せっかくもらった言葉を大切に、自分の目指すべき方向に殻を少しずつ破っていきたい。

最後に

締めにもう一つ心が動かされた書籍の引用にするか、さらに自分をさらけだすか悩んだんが、ここまでさらけだしたのだから、このまま進むことにする。(書籍の引用はぜひ、また今度)

リーダーになるために、どうやってビジョンを構築するかの5つの質問にも答えてみた。
1. 他人があなたのことを紹介するときにどんな形容詞を使って紹介してほしい?(全然形容詞ではないです…)
「熱い想いを持っている」「志が高い」「親身」

2. あなたと一緒に働いた人にのちにどんな言葉をかけてもらいたい?
「あなたに出会って、私の人生において新しい視点が増えた」

3. あなたが生きた証としてこの世に残したいものは?
「教員も生徒も幸せな学校」

4. あなたが大切にしている価値観は?(価値観ワークを使いました)
「成長感、安全、楽しさ、ビジョン達成、挑戦」

5. 4の価値観をあなたの仕事のなかでどうやって達成することができる?
「それ相応のポジション」 

この答が何とも16personalitiesとも一致していて、今日は自分の内なる声を聴く日となった。
自分ばかりの振り返りとなったが、「自分で自分を知り、他人にありのままの自分を知ってもらうことでリーダーになれる」と書いてあったことを信じて。まだまだ学び、成長し続けます!

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