箱庭療法とカードリーディング
カードリーディングをしていて、ふと、カウンセリングの一環で行っていた箱庭療法と似ているかも…と思いました。
言語化されない、だけど本当は自分でも知っている無意識下の想い
わたしはこうしたい
わたしはこうなりたい
「偶然は必然である」という前提のもと、何となく選んだカード、たまたま引いたカードから、言語化されない想いを形にしていきます。
箱庭療法も、何となくこれを作ってみた、このミニチュアを置いてみた…
出来上がった箱庭をカウンセラーにフィードバックしてもらいながら、言語化していきます。
この「何となく」「何か分からないけど…」がとても大切だと思います。
言語化していく中で、
わたし、こんなこと感じていたんだ…
本当はこうしたかったんだ…
そうして、自分の想いに気づいていきます。
タロットカードの右側は未来、左側は過去を表しています。
ある箱庭療法のとき、何となくじゃまな砂を左側によけて、右側だけにミニチュアを置いていました。
それを見たカウンセラーが、箱庭の右側が現在で左側が過去と教えてくれてました。
そして「まさに現在からの出発を表しているね」と言語化してくれました。
あれから20年以上経ち、箱庭の代わりにタロットカードを通して、自分の無意識下の思いを言語化しています。
カウンセラーがいなくても、ひとりで言語化できるようになりました。
ちなみに霊感はありません。
カードの1枚1枚に深い意味があり、それをもとに自分の直感と感性を信頼して、カードを読んでいます。
オラクルカードも同じです。
こちらは「神託」という意味通り、そのままメッセージを受け取ります。
自分を信頼し、カードを信頼する。
それだけです。
流産したときの箱庭療法について以前、記事にしました。
今、箱庭をしたら、どんな世界を表現するだろう…
きっと、あの頃とは全く別の世界を作り上げるだろうと思います。