癒しのガラスペン
ガラスペンで絵を描く時、好きなところは
下描きもなく、縁取りもなく
何を描こうというアイディアもなく
思うままに描けるところです。
絵のアイディアが浮かばない時
私はガラスペンで描きます。
はじめは何を描いているのか分からなくても
だんだん花に見えてきて
あえて花びらのようにぼかしたり
雨や水滴に見えてくると
そのようにインクの上から
水筆をはしらせます。
いつもは描き上がったスケッチブックを
写真に取り込んで
背景をデジタルの薄い色で塗って仕上げるのですが
先日は全てアナログで仕上げたかったので
パステルを削って
テッシュでポンポンしてぼかしました。
ガラスペンで絵を描くことは
頭と心をを柔らかくほぐしてくれるようで
とても好きです。
インクが水に溶けていく感じが
凝り固まった心をゆるめてくれるように感じます。