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映画「ジガルタンダ・ダブルX」と鴨川デルタのある風景

先日、京都の出町座に映画を観に行ってきました。
旅日誌は小休止して、その映画についてお話させてください♪
(鑑賞日:2024-10-8)


映画「ジガルタンダ・ダブルX」

観た映画は「ジガルタンダ・ダブルX」
インド映画です。

「お前が芸術(シネマ)を選ぶのではない、
芸術(シネマ)がお前を選ぶのだ、マイボーイ」

ポスターのキャッチコピー

若き警察官キルバイは、殺人の罪をかぶせられ投獄されてしまいます。解放の条件として、ギャングの親分シーザーの暗殺を命じられました。
折しも、シーザーは自らを主演とする映画の監督を募集していたため、キルバイは身分を偽りまんまと映画監督として採用されることに。
いかさま監督と強面ギャングのハチャメチャな撮影は、押せ押せな勢いで迫ってくる歌やダンスと共に進んでいきます。


ここまでの展開で、この二人の間に友情が芽生えちゃったりすんでしょ?
ーなんて思いますよね。

その通りです!

ですがそれだけで終わらないのが、この映画のすごいところ。
終盤にかけ、様相は一変します。

真の悪は誰なのか?
正に命を燃やした真相はカメラに収められ、悪は映画館で暴かれます。

たくさんのテーマが織り込まれた作品で、とくに後半は目まぐるしい勢いで伏線が回収されていきます。

政治の腐敗、少数民族の弾圧、野生動物の乱獲など、実際に世界で起きている問題を多く扱っていて、現実では映画のように民衆に晒されることなく、「ないもの」として葬り去られることの方が多いんだろうなと思いました。

少しネタバレになりますが、シーザーは村をせん滅させるために送り込まれてくる者たちと戦うことをしません。
彼らも末端の使われる者にすぎず、殺しても次の部隊が送り込まれてくるだけだと分かっているからです。
シーザーが真に打ち取りたいのは、その向こうで部隊を操っている者です。

彼が、彼らがいかにして真の悪を民衆の前に引きずり出したのか。
すでにほぼ上映は終了していまっているのですが、、機会があればご覧いただきたいたいです!

「ジガルタンダ・ダブルX」
監督:カールティク・スッバラージ
主演:ラーガヴァー・ローレンス(シーザー)
   S・J・スーリヤー(キルバイ)
音楽監督:サントーシュ・ナーラーヤナン


出町柳と鴨川デルタと出町座と

さてさて。
映画館、出町座出町柳駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
出町柳駅のすぐそばに、賀茂川と高野川の合流地点があります。そこから鴨川と名を変え、京都市内を南へ進みます。

ざっくり地図だとこんな感じ。

出町座は出町柳駅から見て川の向こうにあるため、合流地点のすぐ上の橋を2本渡ります。

超ざっくり地図

川が合流する地点の三角州は鴨川デルタと呼ばれています。

高野川に架かる河合橋の上より
右側が鴨川デルタ
正面は賀茂大橋
(2024-11-16 描)


賀茂川に架かる出町橋より
左側が鴨川デルタ
(2024-11-16 描)

実はこの日は小雨模様でして・・・

実際の空模様。
これは出町橋から賀茂川上流を写した光景。

お天気を脚色できちゃう! 絵って素晴らしいですね☆

映画館は枡形商店街の中にあります。

通りの向こうに商店街入り口


地元の方ご用達っぽい雰囲気のお店が並びます。


出町座入り口

中にはカフェがあり、本や雑貨も取り揃えられています。
とくに本は天井に届くほどの書棚にずらり・・・写真のカエルさんの右奥、ご覧になれますでしょうか。

今回は時間があまりなく、じっくり見ることが出来なかったのですが、本も趣向を凝らしたセレクトで、また訪れたい場所になりました☆


ここまでお読みくださり、ありがとうございます!

実はもう3週間近く風邪の症状があり、重い腰をあげてようやく実家近くの病院に行ってきました。
母が長年お世話になっている病院で、骨折してリハビリ施設にいる母のことを、看護師さんも先生も大変気にかけてくださっていて。それと同時に、唯一の家族として支える私の心配もしてくださり、ありがたい限りでした。

病院のお薬が効いて、ようやく咳が治まってきました。ここまで治まりかけてはぶり返してを繰り返しているので、まだ油断は出来ませんが。。
幸い感染症ではなかったので、体調をみて来週は東京の自宅へいったん帰る予定です。

そんなわけで次の更新も相変わらず予定は未定なのですが、また様子を見に来ていただけると嬉しいです♪

✨✨✨

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