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オナ禁完全攻略バイブル

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■はじまりに
 現在、オナ禁をはじめるにあたり、禁欲者たちの経験知が、インターネット上に散らばってしまっている。その情報を見つけ出し、統合し、自己に知識として蓄積するのはあまりにも非効率だ。それが、オナ禁の進歩を妨げる一種のボトルネックとなってしまっている現状があると感じる。
そこで、点在している情報を統合し、オナ禁の叡智を結集したもの、『聖典』となるべく本書を著す。

 本書は、常に『未完成』であり、著者である僕(@migimawaru)を含む、禁欲者たちの自己改善と共に日々編纂されていくものとしてデザインする。それこそが、本書の正しい在り方だと確信している。

 変化を続ける現代において、同じく変化を続ける電子情報として、ここに先人たちの叡智を編纂した、オナ禁のバイブルを開示する。

 偉大なる禁欲者、新しい知見を授けてくれた求道者、そして消えていった実践者も含め、日夜、自己改善に励む同士の諸君に感謝と敬意を捧げる。この書に書かれた内容を実践することで、あなたの人生が、時間の力を味方につけ、よりよくなること『時計回りの前進』となることを願ってやまない。


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■オナ禁について

◯オナ禁とは
 オナニーを禁止することを自らに課し、それによって自己を向上させようとする取り組み。また、それを中核として形成される文化、コミュニティを指す。オナ禁に取り組む者は、オナ禁者、禁欲者などと呼ばれる。

◯オナ禁の起源
 スイスの医師、サミュエル・オーギュスト・ティソが著書『オナニスム』(1760年)において、オナニーの有害性を主張したことに端を発すると思われる。(それ以前にも、オナ禁の実践者は存在していたと思われるが、限られたコミュニティで語られる程度のものだったと予想される:要調査)

◯オナニーの害
 上述したサミュエル・オーギュスト・ティソは、オナニーの害として精液が体内から大量に失われることで「体力の低下」と「記憶力の低下」が起こると主張した。それから、250年以上が経ち、現代では、いつでもどこでも誰でもポルノを視聴することができるようになり、ポルノ依存症というものまで現れた。オナニーの害は更に増して、現代人を蝕んでいる。
 ポルノ依存症の症状は、ADHDや鬱、脅迫障害の症状とよく似ている。「オナニーしているくらいで、そんなに大げさな」と思うかもしれないが、他人事ではない。現に、下記参考情報に書かれているような症状に心当たりがある人も多いのではないかと思う。現代人の男性で、ポルノを一切見ないという人は殆どいないだろう。ということは、あたりまえになってしまっているだけで、現代を生きるほとんどの男性は、オナニーの有害性を認識することもなく、パフォーマンスのベースラインを下げているといえる。

参考情報:
10歳からネットで“エロ”に触れる現代、ポルノ依存症の恐ろしい実態とは?

◯オナ禁のメリット
 上述したオナニーの害を受けないことだけでも既に大きなメリットだが、一般的に実践者の間で語られるオナ禁の効果としては以下のものが挙げられる。
 ・肌質の改善
 ・髪質の改善
 ・体臭の改善
 ・メンタルの改善
 ・脳機能の改善
 ・記憶力の向上
 ・闘争心の向上
 ・自信の構築
 ・モテる
 上記それらの効果の解釈として、オナ禁は、身体を正常に機能させることで、人間本来のパフォーマンスを発揮できるようにする。また、テストステロン値の上昇、性欲のエネルギーを別の活動のために転用することで、自己改善が促進される。それらの結果として上記のオナ禁効果は現れる。

 現代は、誘惑が多く、それらからの防御法を知らずに、貪り食うばかりの人があまりにも多い。ほとんどの人間がマイナスの生活習慣で弱っていく中で、プラスの生活習慣で自己を向上させていくことは、倍以上の速度で、それら大衆に差をつけるということになる。つまり、人間本来のパフォーマンスを回復することは、その時点で、大衆から頭一つ抜きん出て、魅力的な人物になれる方法だということもできるだろう。
 加えて、自己改善を促進することは、生産的な活動など何もしないその他大勢、大衆を大きく突き放し、実践者を傑出させる。そんな人間がモテない筈がない。
 オナ禁の実践により、必然的にテストステロン値は高まり、生活習慣の改善により体内の炎症レベルは下がる。その他大勢である、テストステロン値が低く、体が炎症まみれで不健康なオスよりも、オナ禁を実践する強く有能なオスにメスが惹かれるのは、生物として至極当然の反応だ。
 オナ禁のモテ効果はある。ただしそれは、魔法や奇跡のような不思議なチカラによってではなく、人間本来のパフォーマンスの回復と自己改善の結果として現れる。

◯ オナ禁のデメリット
 オナ禁のデメリットは以下の2つだ。
 ・ストレス解消法が一つ封じられる
 ・月21回以上の射精をした方が前立腺がんの発症リスクが下がるという研究がある
 しかし、「月21回以上の射精をした方が前立腺がんの発症リスクが下がるという研究がある」ことについても、射精はオナニーに限定されているわけではないので、オナ禁を成功させ、モテ効果を発揮し、セックスでその回数を達成すれば問題ない。



◯オナ禁の真実
 オナ禁は、以下3つの要素によって成り立っていると考察する。
 
 ・脱依存症と生活習慣の改善によるパフォーマンス回復
 ・オナニーにより失われていたリソースの意義ある行動への再割当
 ・自己認識の回復及び強化

 
 ひとつずつ解説する。

 『脱依存症と生活習慣の改善によるパフォーマンス回復』
 上述したポルノ依存症の症状からの回復だけでも効果は大きいが、『オナ禁』の取り組みは、筋トレや食事改善とセットで語られることが多い。オナ禁はオナニーを禁止することを中心に、やがて生活全般を改善する。
 オナニー禁止という良い習慣が、また別の良い習慣を呼び、悪い習慣を駆逐し、生活全体を整えていく。これによって、オナ禁実施前と比較し、大幅なパフォーマンスの向上が見込める。

 『オナニーにより失われていたリソースの意義ある行動への再割当』
 オナニーに費やされていた時間や体力、資本を、別の意義ある行動に割当てすることで自己改善は成される。後述するが、ここにオナ禁成功のキモがある。
 オナ禁を成功させ、体調やメンタルなどのコンディション回復だけに留まらず結果をだすために、リソースを何に割り当てるのかということが重要になってくる。

 『自己認識の回復及び強化』
 上述した2つの要素がうまく機能するたびに、オナ禁実践者は小さな成功体験を獲得していくことになる。これが、自己肯定感を育て、自信を構築する。自信がつくことで、自己効力感が育まれ、「自分にはできる!」と思えるようになり、心が生き返る。新しいことに挑戦することができるようになる。

 これらの3要素が機能することで、『心・技・体』が整い、オナ禁は本領を発揮する。



■オナ禁(実践編)
 ここから実践編だ。
 具体的にどうすればいいのか、それを述べていく。

◯オナ禁するにあたっての目標設定
 現実的で測定できる目標を設定する。
 あまりにも遠い目標はモチベーションを減少させる。最終到達地としての目標を設定すると共に、そこに至るまでのステップ(段階)を適切に設定する。ステップバイステップだ。
 初心者は、まずは3日→7日→10日→14日→20日→21日→30日を目安に目標設定していくことをオススメする。人間に備わった恒常性維持機能(スコトーマ)により、元の状態に戻そうとする心理的抵抗は、最初が一番キツイ。時間の経過と共に強烈な欲求は収まるが、今度はアプローチを変えて、「オナ禁による危険性を理由」を持ち出してきたり、「これだけ日数が稼げたのなら1度くらいリセットしても、元の状態には戻らないだろう」と思わせたり、「一度できたから、またやり直しても楽に復帰できる」と思わせたり、押してだめなら引いてみろと言わんばかりに、スコトーマはアプローチを変えて攻めてくる。断言しておくが、そうした囁きにほだされてリセットした後には、確実に後悔することになる。日数を目標にしているときは、同じ日数に到達するまで、また時間がかかってしまう。一時の快楽と引き換えにするには、その日数までの労力は釣り合いが取れない。悪魔の囁きが聞こえたら、なんのためにオナ禁に取り組んでいるのか、目標と今日まで取り組んできた苦労を思い出せ。

 また、オナ禁カウンターは使用したほうが良い。実施状況が目に見えるのは、やはり効果的だ。
 アプリは、どれでもいいが、日数の確認と共に当初の目標が目に入るものがいい。個人的に使っているのはマジェスティックオナ禁カウンターというアプリ。


◯環境の整理
 生活環境から気を散らせるようなものはすべて排除する。これをしておくことでオナ禁の成功率を格段に上げることができる。自分を反応させる物をいかに減らすかが成功の分かれ目だ。やるべきことを以下に列挙する。

 ・ポルノの排除
 ・気を散らすものの排除
 ・ブックマーク削除
 ・ブラウザのフィルタリング機能をONにする

<コンテンツを捨てられないよう人のために>
 悪習を断つために、何かを捨てるということに抵抗がある人もいるかもしれない。そうした場合には、次善の策として、封印が効果的だ。
 ・見えないところにしまう(願望を起動させない)
 ・鍵をかける(使用までの面倒を増やす)
 ・離れたところに置く(面倒のレベルを上げる)
 ・それを取り出そうとすると他人の目につくようにする(他者監視)
上記のような対処で、悪習を実行することを面倒にし、やらない理由づけができる。仮に実行しそうになっても、多少時間がかかるため、冷静になれる。もちろん、捨ててしまうのがベストだが。


◯サプリメンテーション
 サプリは以下の基準で使用するものを選定する

 ・不足栄養素の補完
 ・テストステロンの強化

 オナ禁(ツール編)で後述する


◯食事改善 <編纂中>
 以下の視点で食事を改善する
 ファスティング時間の設定
 加工食品、添加物を避ける
 糖質の過剰摂取を避ける
 血糖値の安定
 酸化・糖化・炎症を避ける

 抗老化。若い時間をいかに伸長するか。若さはそれ自体が価値となる。周囲が老化していく中での同年の人間よりも若いというのは、その中で価値評価を大きく上げる。


◯代替行動
 ここがオナ禁の最重要ポイントだ。オナニーをやめて生じた時間や体力のリソースを何に充てるのか。本書では、はじめはコスパがよく確実に効果の出る基礎能力向上のために使うことをオススメする。

・筋トレ、運動
 筋トレは、筋肉がつくことでプロポーションが改善されるし、テストステロンの産生を促進するため、オナ禁との相性は抜群だ。数々の禁欲者がオナ禁と筋トレをセットで語っている。筋トレなくしてオナ禁の成功は無い。基礎体力の向上と、モテへの布石となる。筋肉がつくことの恩恵は実生活のあらゆる場面で現れる。

・読書、学習
 本を読み、知識を増やし、思考を深めることや学習を行うのがいい。身につけた知識と思考、そうして学んだことは、筋肉同様、必ず自分の身を助ける。

 取り組むべきことが明確な人は、その取り組みに時間を投入する。ただし、筋トレに関しては、その場合でも必ず実行すること。
 また、初心者は取り組むことが明確な場合でも、ストレスが多いと感じたときは、ひとまず、オナ禁を習慣化させることに的を絞って取り組むこと。



■オナ禁(リカバリ編)
 オナ禁において、誰もが失敗は経験する。そこで、以下にすばやく立て直すかという知識はとても重要だ。この先、セックスに困らなくなり、セクリセした時にも有効だ。オナ禁の基礎知識の一部として押さえておいてほしい。

◯現時点でのリセット後のリカバリ最適解
 禁欲者の間で、よく語られるリセット後のリカバリは、『運動+汗を流す』だ。
 これは、素人の仮説に過ぎないが、運動により汗を流すことが効果的と語られるのは、おそらく、テストステロンの分泌促進と発汗によるジヒドロテストステロンの排出により、ホルモンバランスが調節される時間を短縮できるからではないかと予想する。

 そう仮説すると、運動はテストステロンの分泌が促進される、下半身の大きな筋肉を使うものを選択すること。そして、発汗を伴うような強度のものを選択するのが、最もリカバリ効率が高いということになる。
 スクワットなど、あまり発汗がない運動を選択した場合にも、運動後、サウナなどを活用して発汗を促せば同様のリカバリ効果が得られると考えられる。
 その後は、睡眠が不足するとテストステロンの分泌が低下するため、十分な睡眠時間を確保する。
 これが、現時点でのリセット後のリカバリの最適解となると思われる。

 また、射精によって、大量の亜鉛が失われるため、高吸収型の亜鉛サプリを摂取することで回復効率を上げることができると予想する。

◯マインドを毀損しない
 理屈としては、上述した方法を選択するのが効果的だと思われるが、リセットの弊害はメンタルにも波及する。
 リセットをすると、自分で立てた約束を破ったことで、自己肯定感が傷つく。そこで、そのことに囚われるよりも、気を取り直して再度、オナ禁に挑戦すること。挫ければ、オナ禁による自己改善の道は閉ざされる。気にせず、再度挑むことがとても重要。

◯習慣を崩さないことが最重要
 そして、なにより注意してほしいのが、リセットによって、自暴自棄になり、整ってきていた生活習慣を乱すことだ。これだけはやってはいけない。
 良習慣さえ崩さなければ、自己改善は続く。毀損されたマインドもいずれ復活する。良い習慣を乱さないことだ。



■オナ禁(ツール編) <編纂中>
 継続の役に立つマインドセットやツール



■こんなときは <編纂中>
 状況別対処を記述予定



■余談
 コスパ意識は必要。サプリも自分の身体で効果度を測り、不要なものにお金を使わないことで、資本を蓄積する。何をするにしても、資本主義社会の中では資本が必要になる。そのために不要なものに惰性で資本を投入せずに蓄えておくことが、人生でこの先に待ち受ける展開において大きな武器となる。



■オナ禁の果てに
これは予言だ。
最終的に、オナ禁は、あなたの当たり前の生活習慣の一部となるだろう。
あなたのオナ禁は、当初のオナニーを禁止するという内容から離れ、生活習慣を様々な角度から改善していくだろう。それは人の体にワクチンが打ち込まれたかの如く、乱れた生活習慣を駆逐し、あなたをアップグレードするだろう。
しかし、オナ禁が定着した後に、本当の闘いがはじまる。オナ禁は、人生変革の旅のはじまりに過ぎない
オナ禁はあなたのパフォーマンスを引き上げる。だが、精神的にも肉体的にも、今までとは比べ物にならない快適さを手に入れたあなたを待っているのは、あなたが真に取り組むべきことだ。
それこそが、あなたの本当の『人生』だ。
オナ禁は、あなたに闘う力を授ける。
しかし、ここから先はあなたが、自身で人生に対して目標を設定し、それを改善していかなければならない。闘うのはあなたなのだ。
僕を含め、禁欲者たちの智慧は、これからもあなたを支えるだろう。しかし、あなたの人生の目標のために闘うのはあなたしかいないのだ。
闘うときは、いつだってひとりだ。でも、本当にひとりではないということを忘れないでほしい。本書を読んでくれた誰もが、自分の人生に向き合い、それぞれの目標のために闘っている。そのことを忘れないでほしい。



■最後に
高度に情報化された現代では、誰もが、いつでもどこからでも電子情報にアクセスすることができる。
そういった意味で、このバイブルは常にあなたと共にある。
あなたはやがて、オナ禁を意識する必要もなく、自身の一部として、当たり前に実践できるようになるだろう。だが、もし、生活習慣が乱れている。なにかがうまくいかないという時があったら、基本に立ち返り、本書を再び読んでみてほしい。ここには、苦悩や葛藤をしながらも、人生をよりよくしようと奮闘してきた先人たちの、そして、今現在も奮闘している同士たちの叡智が蓄積されている。
増殖を続けるインターネットにおいて、本書も禁欲者たちの努力や知見を取り込み、共に成長を続けるものでありたい。
あなたが、新しく見つけた情報を、もしよかったら教えてほしい。後に続く禁欲者たちの礎となるよう、本書を編纂した者として、内容を吟味し、情報を更新していきたいと思う。

それでは、あなたの人生が、時間の力を味方につけ、よりよくなること『時計回りの前進』となることを願いながら、僕も前進を続けるとしよう。

それでは、また

ミギマワル(@migimawaru


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