【ベンチャー・スタートアップ企業必見】潜在層のエンジニアと出会える「X(Twitter)採用」とは
こんにちは、即戦力RPOです!
本日は今話題のX(Twitter)採用について徹底解説してきました。
ビジネスアカウントをお持ちの方は、「#Twitter転職」というハッシュタグを見たことがあると思います。現在はアプリの名前がXに変わったので、ハッシュタグも「#X転職」に変わりましたが・・・!
一言で言うと、X(Twitter)上で転職活動または採用活動を行う際に使います。
企業・候補者どちらにもメリットがありますが、今回は企業目線で記事を書いてみましたので、採用手法を増やしたい企業様や、SNS採用について興味がある企業様はぜひ最後まで読んでみてください!
◆最近話題の「X(Twitter)採用」とは?
X(Twitter)採用とは企業が主体となって行うパターンと、候補者が主体となって行う2パターンがございます。
そもそも目に留めてもらえないと、採用または転職に繋がりにくいですが、媒体に登録するよりも、圧倒的に工数を削減することができるのがポイントです。
◆X(Twitter)採用のメリット・デメリット
下記にX(Twitter)採用のメリット・デメリットを記載させていたしましたので、今後導入する際に参考にしてみてください!
▶︎メリット
・潜在層にアプローチすることができる
YOUTRUSTが行った「求職者・候補者の転職意識の実態」に関するインターネット調査結果において、なんと転職潜在層は7割を占めていました。私たちが普段からアプローチしているのは、たった3割の転職顕在層なのです。
このように媒体やエージェントに登録していない、潜在層の候補者と出会えることが一番の強みと言えます。
・採用単価0円の可能性あり
媒体やエージェントを介さずに採用活動を行うため、採用単価を0円にすることができます。ただ、出した求人に対してエージェントやRPOに声を変えられた場合は、お金がかかるため、求職者に直接声をかけてもらえるツイートの内容にする必要があります。
・求人を見て知人を紹介してくれるケースもある
ツイートを見た本人が転職の意思がなくとも、周りの知人が条件に当てはまったり、絶賛転職活動中だった場合、紹介してもらえる可能性があります。
・転職検討時期が浅い候補者に出会える
求職者側が逆求人を出している場合は「今すぐ働きたい」または「1ヶ月以内」と転職検討時期が浅い方が多いです。今すぐ人が欲しいという企業は、X(Twitter)採用を視野に入れるのがいいでしょう。
▶︎デメリット
・タイミングによっては母集団形成ができない場合もある
採用はタイミングと言われているように、X(Twitter)採用もタイミングが重要です。例えば、ボーナス前は転職希望者が非常に多いと言われています。この時期に合わせてX(Twitter)で求人を出してみるのもいいです。一方でお盆やGWはビジネスX(Twitter)を見る方が少ないのであまり効果が見られません。
・アカウントパワーが弱いとIMP数が低い
X(Twitter)のアカウントパワーは非常に重要です。アカウントパワーとはフォロワー数やアクティブ率が重要になり、このアカウントパワーが弱いとIMP数(ツイートを目に留めてもらえる数)が低いです。
・カジュアル面談の工数がかかる
媒体と比較して圧倒的に不利なのは、詳細な経歴や実績はカジュアル面談をしてみないとわからないということです。仮に採用担当の工数を省くために事前にDMで書類選考を取り入れると離脱につながるため、ここは許容しないといけない部分です。
◆X(Twitter)転職がエンジニアに人気な理由
X(Twitter)転職は、業種問わずに利用している方が多いですが、その中でもエンジニア職の人が多く活用しています。なぜ、Facebookやビジネス特化型のLinkdinなどがある中で、X(Twitter)転職が最も人気なのか、以下にまとめてみました。
▶︎媒体と比較したときに採用工数が圧倒的に少ない
最も人気な理由です。特にハイレイヤーのエンジニアは媒体に登録するだけで毎日100通以上ものスカウトが届くため、全て目を通すことが難しい且つ、受信数に圧倒されてそもそも開封しなくなります。
一方でX(Twitter)はアカウントに社名が記載されているため、話を聞く前に企業研究できる且つ、自分が出した条件に対して承諾した上でDMをくれる企業が多いので、無作為にDMを送ってくる企業をフィルタリングをすることができます。
▶︎SNSの中で圧倒的に利用者数が多く、匿名で利用可能なため
まずはX(Twitter)の利用者数の多さです。Instagramよりも多く、5,869万人もユーザーがいます。その人気の多さは匿名でもアカウントを利用することができるかつ、ジャンル問わずに好きなものを発信できることが大きな強みです。
▶︎内定までの期間が短い
X(Twitter)採用を利用しているのがベンチャー・スタートアップが多いということもあり、内定までの期間が非常に短いです。逆求人を出している候補者は即日から働ける方も多いので、個々の需要と共有がマッチしているのは人気の理由の一つでしょう。
◆X(Twitter)採用は優秀なエンジニアと出会える
ここまでX(Twitter)採用の仕組みについては大枠理解できたかと思います。しかし「そもそもハイレイヤーのエンジニアってX(Twitter)にいるのか?」という疑問に対してまだ疑問を抱えている企業様もいるのではないでしょうか?
結論:『います!たくさんいます!』
なぜハイレイヤーとも出会えるのか、早速理由を見ていきましょう。
▶︎クックパッドにレイオフされたエンジニアの「X(Twitter)転職」
クックパッド株式会社は2023年に入って、グループ全体(海外子会社含む)で110人程度を削減する、3回のレイオフを実施しました。
日本人エンジニアやデザイナーも多数対象になり、SNS上では退職勧奨を受けたエンジニアやデザイナーらが次の仕事を募るという、「X(Twitter)転職」の動きが活発にみられました。
このように優秀なエンジニアやデザイナーが一気に放出するのは稀ですが、ハイレイヤーのX(Twitter)を活用した転職活動はよくあることです。タイミングを逃さないためにも、日頃からツイートを見る癖をつけましょう。
▶︎バイネーム検索
企業が直接優秀なエンジニアの名前を検索し、アプローチする手法です。
最近は実名でテックブログを書いたり、その他にもカンファレンス登壇や、SNS運用をしていることから、昔と比べて優秀な人材を探しやすくなりました。
▼バイネームの詳しいやり方は、下記お役立ち資料から見れます▼
◆X(Twitter)採用を成功させるために行うべきこと
では実際にX(Twitter)採用を成功させるために、どんな事前準備をした方がいいのか、あるいは事前に気をつけるべきことはどんなことか、などを解説していきます。
・アカウントパワーを伸ばしてから行う
上述にも記載したように、アカウントパワーが強くなければIMP数は伸びません。すぐに運用の取り掛かる前に、まずは下記下準備を行いましょう。
・自社の希望条件よりも、求職者が興味持ちそうな条件を並べる
当たり前ですが、募集記事を出すときはペルソナの気持ちになって募集内容をツイートしましょう。ただあまりにも待遇や福利厚生を強調しすぎるのも胡散臭さが出てしまうので、適度な量で出しましょう。
上記はごく一部の例ですが、ベンチャー・スタートアップだと上記の条件を叶えるのは非常に難しいと思います。そのため、何よりも先にペルソナを設定し、ペルソナのニーズに合いそうな要件を取り入れましょう。
・MUST/BETTER条件記載
少しでもカジュアル面談の工数を減らすためにもMUST/BETTER条件は記載しましょう。ツイートは文字数が限られているため、MUST条件のみでも大丈夫です。条件を記載することで、該当しないエンジニアからのエントリーが減ります。
・期間を決めて行う
期間を決めないで毎日求人投稿を行うと、見る側も飽きてしまいIMP数が落ちてしまいます。また締め切りを決めた方が特別感が出るため、気になる段階でもカジュアル面談を打診してくれるケースがあります。◯◯日まで募集という形で、ツイートの最後または、ツリーに記載しましょう。
・いいねをくれた人も対象とみなして、DMやリプを送付してみる
今すぐ転職を考えていない人や、考えたとしても半年後など、そこまで転職に対して熱量が高くない方は、いいねだけ押して終わらせる可能性があります。しかし、いいねしてくれた候補者の中に優秀な人材が混じっている可能性があるので、該当する方はこちらからリプやDMを送付してみましょう。
◆まとめ:X(Twitter)採用がマッチしている企業
今回は企業目線の「X(Twitter)採用」の特徴を解説しました。
下記の項目に一つでも当てはまる企業は、ぜひ新しい採用手法として導入してみてください!
大手や中小は社名を出したSNSを禁止するとこが多いですが、一方ベンチャースタトアップ企業は広報の目的としても積極的に利用することを推奨しているので、ぜひ活用してみてください!
最後に告知になりますが、即戦力RPOではベンチャー・スタートアップを中心に採用の課題解決を行なっています。
自社の採用に課題を感じる企業様はぜひ下記お問い合わせフォームからご連絡ください!