〔詩〕シャボン玉
洗濯物を取り込もうと
サンダル履いて
ベランダに出た
ふわり
虹色したまあるいものが
飛んできた
ふわふわふわりと
次から次へと
屋根をいくつも飛び越えて
やってきた
何処で
誰が吹いてるのだろう
私がシャボン玉を
最後に吹いたのは
確か
おじいちゃんの家だった
そんなことを
ふわふわ思い出す
シャボン玉を吹く子は
どんな子だろう
誰と一緒なのかしら
それとも一人なのかしら
ナナイロキラキラ
ふわふわりん
パチンと音もなく
思い出が弾けて飛んだ
今年最後の夏休み
いいなと思ったら応援しよう!
実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。
お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊