実冬- Mifuyu (ことばの表現者)
日常のふと思うことを綴ってます。
自作の詩を読み聞かせるだけではなく、他の方が書かれた詩を朗読させていただくことは、私自身、表現の幅が広がるような気がしてとても勉強になります。 自分には描けない素敵な世界観の詩を見つけたら、朗読のお許しを頂いた上で、こちらのマガジンに加えていけたらと思っています。
活動の報告
お仕事の話 持ちかけられて メッセージしたけど なしのつぶて ノリで誘うなや
note、ご無沙汰です。 で、 いきなり告知から失礼します。 2024.10.14(月)㊗️18時〜 日田直希×実冬によるトークイベント 「作家は言葉にできない気持ちをカタチにし、詩人は口には出せない記憶を紡ぐ。」 ……という副文も案内状に添えていただきました。 日田氏も気に入ってくれてる文章です😊 「アートエッセイスト」という肩書きは、日田氏との出会いから始まりました。 それからは、詩人と呼ばれることの方が多くなりましたけど、元々はアートエッセイストとして裏方だった
最近の誰それが書いた詩というものを読んでみるのですがどうにも魂に響かないのです。どこか言葉遊びのようなあざとく奇抜な響きを並べたてたり情緒的な美しさだけのような気がしてどうにも私には響かないのです。最近の流行りはそんなもんなのかな〜と食傷気味に感じて昔の詩を読んではやっぱりこういう詩が良いなぁ〜と本棚から引っ張り出しては思ったりするのです。
「影響を受けた人とかいてますか?」 と、聞かれて 「誰にも……」と素っ気なく答えて笑った。 その後、帰宅中の車窓を眺めながら 「そうじゃないのかも……」と考える。 「特にこの人に憧れてー」とか、 限定された人はいないけれど 生い立ちから現在までに 関わってきた人や 動物から受けた感情 観てきた物や景色 本の数々や体験など 様々な経験の 重なりや連なりがあって 隠そうとしても ピロピロンと はみ出てしまうものが 実冬の表現なんだろうな〜と(自己分析) 「コレが
打ち合わせ後 コトノハ蝶は フワフワと 容赦なく 私の周りを飛び回る そんな時に限って 両手が塞がっていたり 湯船に身を沈めてたり 浮かんだコトノハを 忘れないように 復唱して そして 机に向き合えたなら すぐにペンを取って わわわと書き出す 喉が渇いてても そんなの後回しで 捕まえては コトノハ蝶と 対話しながら 書き綴る 「書くことが好きなんですね」 たまにそう言われるけど そうじゃない 自信満々に書いていないから 信頼を寄せてるギャラリストから 「あ
友達って 私の中では 楽しいことや 面白いことを 一緒にする人 だけじゃない 自分から 聞いて聞いてとは ほぼ、言わないことを 知ってる彼らは ポツリ ポツリと 話す言葉に 耳を傾け 共に悩んでくれたり 私が出来ないことを してくれたり また私自身も 心の底から してあげたいと 思うから 何か出来ることはないか という気持ちになる 仕事だからとか よく見られたいとかの 損得勘定は そこにはない 面白おかしく過ごしたり 上っ面だけの会話は 本当の友 とは呼べない
DANCE 咎めた過去を また蒸し返したり 人前で恥をかかせた人 それを静止せずに 薄笑いを浮かべた人 利用するだけで あとは 得にもならないと 見向きもせず 自分から言い出しておいて 私から言い出したように 話をすり替えて ついこないだまで 一緒に笑って 写真なんか撮ったりしたけど その時々で 縁ってヤツは 入れ替わり立ち替わり フォークダンスのよう さっきまで 一緒に踊ってた人が 次へと流れ また目の前に来た人と 手を取り踊る 変わらず そばに いてくれる
これをしたら 怒鳴られるかな あれをしたら 拳骨かな 顔色を見ながら 生きてきた こどもの私 大人になって 誰かの 顔色を見ながら 生きていくのは もう ヤメタ 過去に囚われている 訳ではなく 思い返しての教訓 あの時の私に 戻りたくはないから あなたの顔色も 見ないことにした 私なりの決意
フルバージョンです。 コンデンサーマイク使って録音してはいるものの、本をめくる音などがリアルに入りすぎてお聞き苦しいかもしれませんが、実冬がそばで読んでくれてる風を味わって頂けたらと思います。
いくら 話を聞いても 自分の生きてきた世界だけで あなたの生きてきた世界を 全て 理解することはできない。 そういう時に 無力さ を感じるけど あなたが 考えて考え抜いて 出した答えは きっと正しい 私の詩の力は 微力かもしれないけど 明日を信じる力に なれることを 願っています あなたが あなたらしく いられる道に 進められますように 応援してます 実冬
チラッと振り返り そんな風に 言う側の人に 何か問題がある んじゃなかろーか 思い込みで 頭ごなしに 決めつけんな 自己肯定感 爆上げ中
私にもいろいろ言い分はある だけど 敢えて言わない理由 ケース① 同じ土俵に立ちたくないから ケース② 思い出に傷をつけたくないから ケース③ 負けるが勝ち そんなところでしょうか。 それでも言うべきことは ちゃんと言いますけどね。 必要以上には言わないということ。 朗読表現やってますから喉は大事。 金柑コンポート、隙間時間に作ってます🍊
あなたが犯した罪は もう許せているけれど 決して その過去を 忘れることは できないでしょう たぶん きっと その経験も 私を作っている土台だから 今の私を好きだ と言う人がいてくれるのは 経験や傷も 私を彩るもの と思うから 辛かった思い出と 今を生きる自分を ぎゅっと まるごと 抱きしめて
キュッと閉じた 蕾の色は 細い針から抜かれた 私の血みたい どすぐろい だけど 開ききった花は 濃ゆい紅 見た目だけじゃ わからない 咲いてみないと わからない
あれもダメ これもダメ それはしたらダメ あの人と会ってはダメ ダメ出しされっぱなしで 生きてきて 自分が何処を歩けばいいのか 何がしたいのか 誰といたいのか それさえも 答えを探せないまま 木を傷つけても 目印が 何処にあったのかさえ 思い出せずに 引き返せずに 樹海を彷徨っている 身体中を駆け巡る 呪縛の跡は なかなか消えやしない このまま進めばいいのか あなたと逢ってもいいのか 道を見失ってしまった
「迷うなら行くな」 と、キミの言うことには ハッとさせられる。 差し詰め 興味を持ってもらえない人に わざわざ 礼節を尽くすこともないのかな