瞼を閉じることができない
あの物語を
聞かせてくれるまでは
ハッピーエンドばかりではないと
どこかで悟っていた
4歳のワタシ
声を失う程の愛を
まだ
知らないけど
切なさは
恋をすると
つきまとう
厄介な不協和音
全ては即興で
言霊の音色を
奏でていくしかない
あなたが目覚めた時に
目の前にいているのは
私でありたい
瞳を見つめて
手を握りしめ
あなたの胸に耳を当てて
生きていると
実感していたい
ここから先は
20字
¥ 100
実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊