詩: やさしい気持ち
愛があふれてる
しぐさと
ことばと
息づかいで
ひろがるベール
手でさわることはできなくても
空気のやわらかさで
わかる
ひとの
しぐさと
ことばと
息づかいのうちに
愛があるかどうか
見分ける力を
ひとは
生まれたときからそなえている
そして
愛がないときには
みずから注ぐことのできる力を
生まれたときに
のばした手は
水より光よりも先に
やわらかな心を求めていた
そしてそのからだが
やわらかな愛に
抱きとめられるのを
わたしは
見た
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