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春分とカモミール

先日春分を迎えて、なんだか春らしい日が増えてきた頃。三寒四温という言葉通り暖かかったり寒かったりの日が続いてますね。

春分 3/21〜4/4

「春分」ってなんだか嬉しいですよね。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日に制定されています。その意味をはじめて知ったとき、なんて素敵な祝日!と感激したのを覚えています。

さらには「宇宙元旦」とも言われる宇宙的にも節目の時で、身近なところではこの頃に卒業式なんかも多く行われたりで、一年の大きな節目を感じます。
春分の日に昼と夜の長さがほぼ同じになることからも、だいぶ日が伸びてきたな〜と実感することも多く、新しい春の到来を感じて嬉しくなります。

この時期におすすめの精油

そんな時期にぜひ嗅いでいただきたい香りが

ローマンカモミール|Anthemis nobilis

春の香りといえば爽やかな花々の香り。街中にも様々な花々が咲き始めますが、カモミールも春から夏にかけて開花時期を迎えます。(おおよそ3〜5月にジャーマンカモミール、6〜7月にローマンカモミール)

ローマンカモミールの精油単品でそのまま嗅ぐと香りが強く苦手、という方も多いのですが(確かに強いです)、ブレンドに1滴だけプラスしてあげたり、水や植物油などで希釈して使ってあげるとりんごのような甘く優しい香りがふわっと香ります。イメージとしてはカモミール花畑に佇んでいるときに花の香りがふわ〜っと風に乗って鼻に入ってくる、くらいの感じで使ってあげると良いです。
やっぱり精油はかなり濃縮された液体なので、原液は香りとしても作用としてもとっってもパワフルなんですよね。

カモミールといえばお茶を思い出す方も多いかもしれません。カモミールティーによく使われるのはジャーマンカモミールです。
ジャーマンカモミールの精油ももちろんありますが、液体がカマズレンブルーと言われる青色なのが特徴です。ローマンカモミールとは色も香りも成分も異なってくるので、選ぶ際は必ず確認するようにしましょう◎

ローマンカモミールの方が作用が穏やかで使いやすく、敏感肌やお子さまにも扱いやすいです。ジャーマンカモミールの方が作用が強く、より薬効性が高いですが、その分刺激も強くなります。

はたらきとしては抗炎症作用、抗アレルギー作用が高く、痛み・かゆみ・赤みなどの鎮静におすすめです。この時期のアレルギー症状による肌荒れなどにもってこい◎
精油をバームに混ぜたり植物油に希釈してスキンケアに使用したり、精油が扱いにくい場合はフローラルウォーターもおすすめです。
化粧水の材料にしたり、クレイと混ぜてクレイパック、湯船に入れるなどなどフローラルウォーターも使い方様々です。

いや、いろいろ作るのめんどう!という方はこちらのブランドをどうぞ笑
一通り揃っております。こちらの入浴剤と化粧水が特におすすめです!

香りで春を感じつつ、全身のケアにぜひ取り入れてみては◎
4月21日の回でアロマバームを作りますので、手作りしたい!という方はぜひ


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