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管理職に挑戦する理由:不安を乗り越えた私の決断

先日、管理職への昇格で悩んでいることをお話しましたが、ついに決心が固まりました。挑戦することに決めたので、今日はその経緯についてお話しします。以下、前回の記事です。コメントで同じように悩んでいる方がいること、そしてどんな選択をしたかを知ることで心強く感じました。


管理職への挑戦を決めた理由と経緯

週末に個人で契約しているプライベートコーチとのセッションがありました。コーチとは10年以上、毎月セッションを行っています。コーチングでは、私が決めたテーマに対してコーチが問いを中心に関わり、他にも気づきをフィードバックしたり、思考を広げる関わりをしたりして、一人では考えられなかったことを考えられるようになります。

週末のコーチングの中で、「60歳の私は今の自分を見て何と言っているか?」という切り口から対話を始めました。昇格のメリット、デメリットについて話していくと、自然とデメリットに対して乗り越えるアイデアが出てきました。振り返りながら感じたのは、最初に60歳の自分から今の自分を見たことで、デメリットを考える際に自然と過去の自分の成功体験を振り返っていたことです。そこからはネガティブなことに対して乗り切る前提で話ができ、自分のリーダー像や週明けにやることが決まりました。

行動を通じて不安を克服する

週が明けてすぐ、部長との1on1を設定しました。コーチングの中で、管理職として動く自分の姿を十分に想像できなかったため、課長よりも上位の部長と会話し、管理職としての自分をイメージしたいと思いました。部長との会話では、管理職にチャレンジする上で私が考えていることを伝え、管理職としてどんな可能性があるか、視点を広げる関わりをしてほしいと要望しました。部長は、色々あるリーダーシップのスタイルについての情報提供、そして私の提案のさらなる深掘りをしてくださいました。その後、別件で課長と話すと、課長も私に気をかけてくれていました。

周りのサポートが私を動かす力に

私のコーチや部長、課長との会話を通じて見えてきたのは、「社員が生き生き働く環境を作りたい!特に若手」という私の思いでした。会社はそこで働く人々によって成り立っており、人が元気だと会社も元気です。これまでの会社生活で何度か部門がなくなる経験をしましたが、そういった職場では人の元気がなくなっていました。どうせ働くなら、良い環境で働きたいと思います。

ありがたいことに、私の働く職場では良い人が多いです。もし、今の職場を作り上げている所属長の皆さんが異動や退職でいなくなった場合、職場の雰囲気は変わってしまうかもしれません。そんなときに自分の影響できる範囲が広ければ、意思を引き継いでメンバーの皆さんに良い影響を与えられると思います。

今までの私は、周りの期待に応えることばかり考えてきました。そして、それを一人でやろうとしていました。周りを信頼できるようになったことで、仕事も悩みも分け合えば良いと思えるようになり、少し自分の中で変化が出てきたように感じます。もちろん、ポジティブな影響も伝わっていきます。

管理職になりたくない人が増えている現状を変えたい!

部長と話す中で、管理職になりたくない人が増えていること、さらに手上げ制によるエントリーとなったことを変えていく必要があるのではないかと感じました。幸い、私が現在取り組んでいるDX人材育成の取り組みでは人事と連携しています。私のように自ら前に立つことよりサポートしたいと思っている人の不安を払拭するような取り組みをすることで、管理職になっても良いかなと思える人を増やしていきたいと考えています。そのための具体的な施策はまだこれからですが、そういった世界を作っていくことに少しワクワクしています!

目指すは社員が輝く職場:管理職への挑戦

昇格はゴールではなく、社員が生き生き働く職場を全社で作ること。それを目指してチャレンジしてみます!

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