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見た目は女、頭脳は男と女。

2024.10.2
8時起床。

・今年もあと3か月なんて、信じられる。だってうつから抜け出した2月末から駆け抜けてきたもの。すきな服を買って、行きたい場所に行って、会いたいひとに会いに行って、充実した7か月だった。今月はやりたいことと今後の仕事の準備をしつつ、しっかり休息もとりたい。最近の体調は自分でもよくわからなくて、活動的で相変わらず買い物熱がすごいので軽躁っぽい感じもあるが、何も予定がない日は家に引きこもっていたりする。集中力がなくて、いつも頭の中が騒がしい感じがする。中島らもさんの小説でなんかそんなタイトルのやつあった気がする。

・久々の日記で書き出しを忘れて過去記事を読んだ。いい記録だな。これからはしんどくてもなるべく書くことにしよう。とりあえず9月にあったできごと、思ったことなど簡単に書いておく。

・結局9月もバタバタだった。最大のイベントは尊敬する写真家さんのワークショップに参加したこと。直接お話が聞けるってすごいことだし、私が撮った写真を批評していただいてとても勉強になったし、写真を撮ることがさらにすきになった。練習方法をも教えていただいたのでこれからたくさん撮っていこう。

・8月から通いはじめたアパレルショップでよく話すようになった店員さんが別の店舗に異動したので展示を見に行ったついでに会いにいった。Sさんは物腰がやわらかくて謙虚で心がひろくてお話していると私はなんて小さな人間なんだろうと恥ずかしくなり、ちゃんと生きようと思える。商品知識も豊富で買い物しているだけで勉強になるし、楽しい。すてきなひととお知り合いになれてとてもうれしい。ネットで見て気になっていたシャツを試着させてもらって、自分で似合うなと思ったしSさんが「お似合いです」と言ってくださって笑顔でお買い上げ。彼に接客してもらって買う服は価値が何倍にもなる。すばらしい店員さんだと思う。

・別の店舗に異動してしまったもうひとりの店員さん、Kさんが勤務するお店にも行ってみたがお休みだった。残念…。どうやら私、Kさんに恋してしまったみたいで毎日彼のことを考えてしまう。年下だぞ!完全なオシャレ族だぞ!落ち着け私!と言い聞かせながら過ごしているが、またお店の近くに行く用事があったら寄ってみるつもり。だって顔を見て、お話したいんだもん!ああ、完全にすきだわこれ…。でも、自分からアプローチするとか好意を示すとかはしないと決めている。だって私は元彼の愛(と私は思っている)を利用して安定した暮らしをしていたんだから。元彼と10年以上付き合っていたのに私は彼のことを心からすきではなかった。ただ単に私をすきでいてくれる彼に好感を持っていただけだったのだ。いろいろ問題はあったが(彼の母親がものすごい毒親だったり…)、彼は将来のことを真剣に考えて私と向き合ってくれていたのに私は安定した暮らしを手放したくなくてのらりくらりと結婚から逃げていた。私は彼の時間とお金を搾取してしまったのに彼はほとんど私を責めずに自由にしてくれた。言い方はぶっきらぼうだったけれど、そういうことだったと解釈している。そんな私が自分から動いて恋愛をしようなんて都合がよすぎる。今後はだれかとお付き合いすることがまったくない人生でもいいと思っているくらい反省している。はぁ、でも、Kさんのことはすきだ。この気持ちは止められない…!

・9月は数年ぶりに旅行もした。自分で航空券とホテルを手配したのも久々で手間はかかったけれど楽しかった。20代のころとてもお世話になった方(ここでは師匠と呼びます)が関西に引っ越して何年も会っていなかったのでお会いしてたくさんお話してきた。美術館とだいすきな太陽の塔にも行こうと思っていたが暑さにやられてへとへとになってしまったので断念。冬にまた行けたらいいな。師匠にも会いたいし。これからは年1目標に師匠と会いたい。師匠に会うとこれからやるべきことが明確になってやる気も増すので。

・月末にはまた野球観戦に県外に行ってきた。この球場まで行くのに往復5時間以上かかるので球場近くのビジネスホテルを予約しておいた。これで心置きなくお酒が飲める!野球観戦しながらお酒を飲むのはとても楽しい。この球場に行くのは2度目なのでお店やトイレの位置を把握してきたので、マイペースに楽しめるようになった。来期はもっと行けるといいな。


『見た目は女、頭脳は男と女。』

・私は子どものころから黙っていてもモテる容姿のちょっと気が強い女の子に嫌われることが多かったんだけど、それは私が美人タイプの容姿でもないのに男の子とよく話していたからなのかなと突然思った。

「私はかわいいから男の子と話せるのにアイツはあの程度の顔なのに男の子と楽しそうに話してる。許せない…」という感じだったのかなと。男の子と楽しく話せるのは私の中に男もいるからだよ。私は限りなくノンバイナリーに近いから大人になった今でも男の人の感覚がよくわかるし、話していて心地いいのだ。

よく行く駅ビルのアパレルショップのレディースのほうの若い女性店員さんにも認知されてきて、私がメンズのほうの男性店員さんとばかり話しているので「おばさんがはしゃいじゃって」という空気を感じる…。男性と話しているほうが気楽で楽しいからやめるつもりないけど!ある種の女性って結婚生活とか夫とか子どもの話ばかりして自分の話しないじゃない。それが楽しくないのよ。私はあなたがなにをすきか、最近どういうことに感動したかを知りたいの。女性は子を産み巣を守ることが本能的にプログラムされているので仕方ないことなのかもしれない。私は、プログラムされているのだろうか…

年下や年齢が近いかわいい女の子には嫌われがちだけれど、私より年上のおねえさま、おにいさまにはわりとすかれると思っているし、楽しくお話できる。自分のいい面を見て、これからも生きていこうと思う。

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緑
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