『お茶っこ時間』のすすめ~【自分の機嫌】と【夫婦仲】のために私が習慣にしていること~
2020年コロナ禍に結婚した私。夫の仕事の都合で、初めて地元を離れて暮らすことになりました。慣れない土地で友人もおらず、これと言った趣味もない。結婚生活に不満はないけれど、なんだか息の詰まる毎日を送っていました。そんな私が見つけた、【自分の機嫌】と【夫婦仲】のために習慣にした『お茶っこ時間』について紹介させてください。
初めての結婚生活
結婚してから同棲をした私たち。私にとっては地元を離れるのも、実家を出るのも初めての出来事でした。高校の同級生だった夫とは、付き合いは長かったもののほとんどの期間が遠距離恋愛だったため一緒にうまく暮らせるか、正直不安もありました。
家事と仕事の両立や生活リズムの違いなど、結婚前の不安要素だった独身時代からの変化には意外とすぐに慣れました。あっという間の毎日に「充実している!」とも感じていました。
息抜きが必要だった
充実した結婚生活を送りはじめて2か月が経った頃、私は少しずつもやもやを感じるようになりました。このもやもやは、夫への不満でもなく、将来への不安でもなく…。原因は何なのか自分でも分からない、解消法の見つからないもやもやでした。
そんなある日、私に1通の手紙が届きました。
「結婚おめでとう。新しい土地での生活はどう?近所にお気に入りのカフェでも見つかるといいね。おすすめのお店があったら今度教えてね。」
この手紙は、私と同じように結婚を機に地元を離れた幼馴染から届いたものでした。
お気に入りのカフェ…。独身時代、友人とカフェでお話ししたり、ケーキ屋さんの焼き菓子を買って母とおうちカフェをしたり、楽しかったなぁ…。ここ最近は家と職場を往復するだけの毎日だったし…。
私はハッとしました。
おいしいものを食べながら誰かとお話しする時間が息抜きになっていたこと。最近の自分は息抜きをしていなかったこと。
幼馴染からの手紙を読んで、もやもやの原因と解消法である【息抜き】が必要なことに気が付きました。
『お茶っこ時間』の始まり
もやもやの原因に気が付いた私は、夕食後に夫と一緒にコーヒーと甘いものを楽しむ時間『お茶っこ時間』を設けることにしました。
お茶っことは、私の地元である東北地方の方言で、お茶を飲みながらお話しすることを言います。本来、お茶っこは日本茶のことを表しているのかもしれませんが、私たちはコーヒーや紅茶、ジュースなど、その日の気分で選ぶようにしています。
「今日は何の飲みものにする?」「このお菓子が食べたいから深煎りのコーヒーにしよう!」「おいしいね」「今度お茶っこ時間用のお菓子を買いに行こう」
何気ない会話をしながら過ごす『お茶っこ時間』のおかげで私のもやもやは解消されました。
お酒が苦手で甘いものが好きな夫と私は、毎日『お茶っこ時間』を楽しんでいます。1日の中で一番好きな時間です。
今日も明日も明後日も、私たち夫婦の『お茶っこ時間』は続きます。これからも大切にしていきたい #習慣にしていること です。
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