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Photo by
b_mary
途切れた縁
親しかった人という言葉が相応しい。
幼い頃からお互い支え合っていたと、
わたしは長年の間そう思っていました。
どこから進む道が別れてしまったのか?
相手の手の内を知ろうとするには
それに相当する対価が必要になる。
自分の立ち位置や状況を理解せずに
相手の心に踏み入るのは違うのでは?
この人とは縁を切るべきだと
心の中でそう呟く声が聞こえた。
昔から縁切りには慣れている。
悲しいという感情は持ち合わせていない。
わたしのような性質の変わり者が、
世の中に順応するためには必要なこと。
私は彼女との縁を切ることを選びました。
人生の巡り合わせは予測不可能。
また道が交わることもあるでしょう。
お互い実りある人生を歩めることを願いながら。
そして、共に過ごした日々にさよならを込めて。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、またお会いできたら。