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途切れた縁

親しかった人という言葉が相応しい。

幼い頃からお互い支え合っていたと、
わたしは長年の間そう思っていました。


どこから進む道が別れてしまったのか?


相手の手の内を知ろうとするには
それに相当する対価が必要になる。

自分の立ち位置や状況を理解せずに
相手の心に踏み入るのは違うのでは?


この人とは縁を切るべきだと
心の中でそう呟く声が聞こえた。


昔から縁切りには慣れている。
悲しいという感情は持ち合わせていない。

わたしのような性質の変わり者が、
世の中に順応するためには必要なこと。


私は彼女との縁を切ることを選びました。


人生の巡り合わせは予測不可能。
また道が交わることもあるでしょう。

お互い実りある人生を歩めることを願いながら。
そして、共に過ごした日々にさよならを込めて。


最後までお読みいただきありがとうございます。

では、またお会いできたら。


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