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midori endo
2025年2月14日 20:55
創作小説の連載中ですが、ここで、バレンタインにちなんだ思い出話をひとつ。数年前、県外に住んでいた、片思いの彼に、チョコを贈ったことがある。食べ物の流行に疎い私は、雑誌「Hanako」に掲載されていた、聞いたこともないブランドのチョコレートを選んだ。絵の具を刷毛で塗ったような模様の箱が、おしゃれで可愛いという、安易な理由で購入したチョコは、複雑な香りと風味で、特別感があり、贈り物にぴったりだ