7秒間の記憶…、それでも前向きな水田さんの活動をみて
おはようございます!
遅ればせながらYouTubeで、ヘルペス脳炎を発症し、海馬の損傷により短期記憶障害となった水田さんのことを知りました。
重度の短期記憶障害の後遺症がありながらも、肌身離さずメモを取る習慣や写真を活用し、新しい環境、人との関わりにも前向きな姿に胸が熱くなりました。
そのドキュメンタリーについて、
水田さんは約7秒しか記憶することができません。
小説は読めず、吉本新喜劇を見て笑っても、なんで笑ったかわからなくなるそうです。
でも水田さんは笑顔を絶やしません。
それだけでなく、同じ後遺症がある方に自ら会いに行かれます。
その方との対面では、仕事のため少し場を離れた相手の方が会ったことも忘れ同じ話を繰り返される場面がありました。
同じ病気を抱え、同じ話を繰り返してしまうことについて、水田さんは帰り車の中で振り返られます。
『話を繰り返してしまうのは病気が原因か、想いが強いことが原因か。それはわからない。』
#実際は関西弁で気さくに話されていました 。
深い話だなと思います。
また、その方が手帳に色分けして記載されていることをメモに残され、後日再会される時に『2色ボールペン』をプレゼントされます。
7秒の間に相手の方の特徴をしっかりと書き留め、再会する時にはメモを見直して予習し、プレゼントまで用意される。
僕の仕事もメモで書き留めたり、準備することが命な仕事です。
心が洗われるような気持ちになりました。
最後には講演会をされる姿もあり、若い人たちや参加者の皆さんに偽りのないエールを送られます。
他にも語り尽くせないほどの想いがこのドキュメンタリーにはありました。
水田さんの前向きな姿は勇気を与えてくれます。
今日も色々あるかも知れませんが、笑って前向きに取り組みたいなと思います。
是非、一度水田さんの姿を見てみて下さい。
何ごとも前向きに取り組んでいきましょう!
では、いってらっしゃい!
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