「宿題イヤ!」「勉強きらい!」その気持ちを、受け止める。
お勉強や、宿題。
クラブに来てる子たちも、やる子とやらない子とかなり分かれます。
やり出すまで…エンジンかかるまでが長い子もいれば、
取り掛かるんだけど集中力が続かない子などさまざま。
それでも、学校で勉強をするようになると…宿題があるんだよねえ。
今回書くのは少しでも宿題をやってみてる子、
少しでも教科書開いたり、ノートを開いたりしてる子に対する声かけについて。
わたしのクラブでも勉強を子どもたちがする時間を設けているけど、
ドリルは持ち出してきたものの、ぐだぐだしちゃう子がちらほら。
そんなとき、いきなり「やりなさい!」は、お分かりの通り、無意味です。。
これが正解ではないけど、ひとつのやり方として…
「勉強さー、どう?好き?きらい?」
(「イヤ!」とか「めんどくさい!」とか言うのが多いパターン。)
「そっかー。どんなところが嫌?」
こんな風に勉強、宿題についてのその子の想いをなんとなーく聞いてみる。
理解する。共感する。これは結構、大切。。
あなたのその「イヤ」の気持ち、わかったよ。と示すこと。
「そうかあ。イヤなことなのに、席に座ってみたんだね。」
「ドリルは開けたんだ!えらいねえ。」
「嫌なことやるのって結構大変なんだよね。わたしも昔イヤだったなあ〜」
とか、話しながら
「今」していることを丁寧に認めていく。
せっかく「やっている」のに、もっとああしろ、こうしろ、と文句をつけたら逆効果。
やる気なくなっちゃうよね。
少しでもやっているその事実を褒める方が、よっぽど良い。
今日はドリルを開いただけ…でも、明日は1問やってるかもしれない。
そういう小さな成長を見逃さないことも大事。
そこで、「1問だけ?!」とか「じゃあもっと…」
とか急いで先を求めないこと、のんびり構えること。。
イチャモンつけたくなるけど。w
宿題を全部やることや、全部正解することより、
ひとつひとつできるようになること、理解していることの方がほんとは大切だって
頭ではわかるんだけどね。大人も。
それを言うと例えば…
10問ある足し算のうち、9問あってて、1問ミスがあったとする。
それでも、他の問題ができていて「解き方を理解」しているのなら、
ミスした1問を指摘する必要は、実はない…とわたしは思っています。
うん、わかってる!できてるね!って褒めるだけで充分。
そういうのは、大人だってあるし、徐々に自覚してくるものだから、
とっかかりとしてやっている勉強にそんなに神経質にならなくて良いと思うんだよね。
なんか話がずれてしまった…
ほんとうに、どんな場面でも 子どもと付き合っていくのは「根気」が必要だなとおもう。
その子のペースを大切に。焦らずゆっくり向き合っていく。その子の気持ちに寄り添う。
余裕があるときは、そうしてみてください。
たまにで全然、いいので。
わたしもたまにしかできなかったものです。。