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フライヤーづくりで、休憩時間を意識しよう
労働者は、法律により「休憩時間」が勤務時間内のどこかに設けられています。もちろん、学校職員の休憩時間についても同様で、以下の労働基準法が適用されています。
使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
② 前項の休憩時間は、一斉に与えなければならない。ただし、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定があるときは、この限りでない。
③ 使用者は、第一項の休憩時間を自由に利用させなければならない。
この法律に従って、各学校は少なくとも45分の休憩時間を確保しているはずです。しかし、先生方は、ご自身の勤務校の休憩時間をぱっと言えるでしょうか?おそらく、言えない方がほとんどだと思います。なぜなら、休憩時間も仕事をずーーっとしているから。
もちろん、休憩時間は「自由に利用できる」ので、ご自身の判断で仕事をしてもかまいませんし、コンビニでお茶を買ってきてもかまいません。なんなら、家に帰ってゲームをしてもいいのです。
ところが、多くの先生方はそもそも「休憩時間っていつなの?そんなのあるの?」状態です。これは、かなりマズい状況だと言わざるを得ないでしょう。そこでまずは、校内の先生方に「本校の休憩時間は〇〇です」という周知をすることから始めましょう。
そのためにぼくの実践の1つが「フライヤー」です。下記に、実際にぼくが作成したフライヤーがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1713503605992-0ulshMPQh2.png?width=1200)
ぼくは、このようなフライヤーを作成し、校長先生に許可をもらって職員室や職員玄関に貼っています。A4サイズでカラー印刷をして貼ると、けっこう目立ちますw
また、多くの職員室は前方にホワイドボードがあり、そこに当日や翌日のスケジュールが細かく書かれていると思います。その近くにも、このフライヤーを貼ります。するとたまに(本来あってはいけないことですが)、何かの会議が休憩時間に重なってしまっている時に「この時間は休憩時間にあたってるので、少しズラしましょう」と言えるようになりました。
このようにして、フライヤーを作ることで自分自身も他の職員も、休憩時間を意識できるようになりました。とても簡単にできる実践なので、ぜひ管理職とご相談の上、やってみてください。
なお、ぼくのテンプレのリンクも以下に貼っておきますので、デザインが気に入っていただいた先生は、こちらからコピーしてお使いください。
なお、今回のように、ぼくは働き方改革に関する情報を多く発信しております。また、先生の働き方をサポートするため『定時退勤がちサロン』というコミュニティを運営しており、日々情報発信を続けています。こうした活用に興味がある方は、ぜひ下記にあるぼくのX(旧Twitter)とも繋がってください。よろしくお願いします(^^)/