【人を選ぶことの難しさ】
はい、これ(↑)は間違えありません。
人を選ぶこと、これは非常に心悩ましいプロセスであり、心も重くなります。
選ぶ側。
人の見えもしない機会を奪っている。彼らの取り得た選択を諦めさせる。
自分にそんな権利なんてあるのか。
ついこんなことに心ざわりを感じてしまって仕方ないが、こういう世界はこの社会に深く根付いてしまっている。能力社会、これは中でも非常に変えにくい社会のシステムである。
人を選ぶ。
しかしこれは私の関わったことのある狭い世界に限ったことではない。大学でも、会社でも、なんなら支援の場でもそうと言える。
大学は、多くの受験者の中から入学者を選抜しないといけない。大学の活性化を保証してくれるような人をとりたいし、大学のイメージを作ってくれることに期待する。みんな最初意識高くして大学に入るのに関わらず、人によってはその大学が第一志望であったにも関わらず、どうしてもslack offしてしまうような人が出てくる。
会社も似たような感じ。会社として成長、存続していけるための人材を雇う。ただ優秀な人材が流れていったり、中の人が力抜いたりすることは恐れる。そのために必死に人を選ぶことをしている。
支援はちょっと類が違う。でも実は似たようなことが起こっていた。どこかというと人を選ばなくてはならないことに変わりないことだ。現地プロジェクトを例にとるとしよう。お金も限られているわ、資源も限られているわ、時間でさえも限られている。だから地域全体、すべての人に支援を届けることはできない。
じゃあどうする?当然、人に優先順位をつけないといけなくなる。つけたくない、これが気持ちだが、つけないといけない、でないと何も始まらない、これがリアリティだ。ニーズ順、条件をクリアした順、判断基準は色々。共通しているのは必ずなにかしらの審査を経てある機会を提供していることだ。
が、すべてがすべてこう捉えられる必要はないと思っている。それによる明るみも、喜びもたくさんあるし、実際自分と身の回りでそれらをたくさん見つけられている。事実を知った上でどうするかが肝だよね。
2023年3月11日
みっちー
P.S. ありがとうfor発想のネタto一緒に悩んで苦労した友
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