さいごに食べたいもの。
人生の最期に何が食べたいのだろう?
仲良くしていただいている、フォロワーさんのくまさんが考えてくださった、素敵な企画。
せっかくだから、私も考えてみたいな。
う〜んと😎
その前に、そもそも私の最期ってどんな感じで亡くなっちゃうんだろうか。
最期を考える。
たまに、湯船に浸かってボーッと考えることがある。
これからどんな人生を歩んで、どんな風に亡くなるのかなって。
暗い気持ちで考えている訳ではなくて、あくまでも冷静に、ふと考える。
いろいろと考えを巡らせていると、こんな結果に行き着いたことがある。
ゆらゆらとロッキングチェアに揺られながら、ふと気づいたら眠るようにして亡くなっている。そんな最期が理想だなと。
お風呂にいると、いろいろと考えてしまう。
良い事も悪い事も。
でも、なんとなくだけれど、良い結論に辿り着けたような気がする。
最期をロッキングおばあちゃんと仮定した、私。
きっと最後のごはんは、家族と食卓を囲みながら食べることになる。
家で食べれる物か…。
なんだろう?
最後に食べたいもの。
最後の晩餐になるんだ。
最後の晩餐は、ダヴィンチさんが絵にしちゃうぐらい重要なイベントだ。
キリストさんは特別なのかもしれないけれど、庶民だって特別でありたい。
ダヴィンチさんに絵にされちゃうぐらい、楽しく食べれるものがいいな。
じゃあ、やっぱり、好きな食べ物からピックアップしてみた方がいいよね。
私の好きな食べ物…
やっぱり、粕汁だろうか。
粕汁は強い。
数年もの間、私の心は粕汁に躍らされ続けている。
自分で作ってみたこともあるのだけれど、なんだか思うようにいかない。
翻弄だ、翻弄。
自分で上手く作れないもんだから、ある日、食べたい食べたいと騒いでみたことがある。
あまりにもうるさかったのだろう。
それをきっかけに、旦那さんが作ってくれるようになった。
人参、大根、こんにゃく、鮭、お揚げさん、小芋さんを具材にして、酒粕や調味料を入れて煮込む。
ぐつぐつぐつ…
しばらくすると、あら、不思議。
美味しい粕汁の出来上がり。
あぁ、だめだ。
考えただけですぐに食べたくなる。
食べた過ぎるがあまり、キッチンまで来てしまった。
ここに粕汁はないのに。
空っぽの鍋の中に、粕汁の幻影が見える。
粕汁の禁断症状とは、このことか。
ちょ、待てよ。(キム○ック)
こんなにも粕汁が好きなら、逆に最後は食べない方がいいんじゃないか?
その方が、現世にとんぼ返りしたくなるかもしれない。
粕汁が食べたい、食べたい、食べたい…
おりゃあああああああ!
ポンッ!奥さん!産まれましたよ!
あら!可愛い〜😎ばぶぶ
粕汁が食べた過ぎて、現世に降臨だ。
未練を断ち切って、あの世へ逝った方が良いと聞いたことがあるけれど、未練は残っていてもいいんじゃないか?
たとえ、それが粕汁が食べたいという思いだったとしても。
現世に素早く舞い戻るために、人生の最期に粕汁を食べるのは厳禁だ。
じゃあ、どうする。
もう残された道は、あれしかない。
やっぱり、あれだ。
改めてこれが食べたい。
パスタだ。
旦那さんが作る、トマトソースのパスタがいい。
死ぬ日、私は家事をせずに逝くつもりだ。
最期まで、ぐうたらな嫁でありたい。
私と違って、料理が好きな旦那さん。
ある日、こんな本を買って読んでいた。
我が家にウェルカム、落合シェフ。
塩はこんな量がいいらしい、茹で時間はこれぐらい。
微調整を重ねていく、旦那さん。
パスタを茹でている間に、にんにくの香り出しをして、具材を炒めていく。
ぐつぐつぐつ…
「はい、できたよ😊」
うまし。
最後の晩餐は、旦那さんが作ったパスタに決まり☆
大晦日もパスタで年越しをした、我が家。
今年も美味しいパスタがたくさん食べれますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
そして、くまさん🐻♥
素敵な企画をありがとうございました✨
以上、みいちゃろでした!