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「大きなお世話」を焼いてくれる人は、貴重でありがたい

自分で認識しているしていないに関わらず、あなたにも「クセ」というものがあるでしょう。
もちろん、私にもたくさんありますw。

そのひとつが、「耳掃除」です。

私はあまりきれい好きなほうではありません(なかなかにアレなカミングアウト?)。
あ、お風呂にはちゃんと入りますよw。

ただ耳だけは、かゆくなくても常に掃除しまくってしまいます。

その理由は小学生のころ、同級生から人前で

「耳が汚い」

と指摘されたからです。


これってどうなんでしょうね?
「イジメ」の一種だったのでしょうかw?

結局、彼の真意はよく分かりませんでしたが、私はそのおかげで

「そうか、私の耳は汚いんだ」

と認識することができました。
以来、しょっちゅう耳掃除するクセが身についてしまったわけです。

彼の指摘がなかったら、いまだに私の耳は汚いままだったかもしれません。わおw。


自分で全く認識していないことを指摘されると、場合によってはかなりショックを受けますね。

「耳が汚い」も子供ながらになかなかのショックでしたwが、大人になってからとある人に

「ダサい」「口が臭い」

だのを指摘された時は、かなり応えましたw。
さすがに、

「大きなお世話じゃ!!」

と怒鳴りたくもなるというものw。
あ、実際は怒鳴ってはおりません。小心者なのでw。

まあ、これを指摘してくれたのは現在の妻なんですけどね。(安定の妻オチw)


現在はいろいろとコンプライアンスがどうのこうのwとあり、対人関係についてはあなたもものすごく!気を遣っていることと思います。
特に異性に対してはすぐにセクハラ、モラハラ等に直結する場合があるので、ギャグひとつかます(?)にも渾身の覚悟と細心の注意を払う必要がありますw。

もちろん、相手の尊厳を傷つけるような言動は絶対にNGです。

「自分がされて嫌なことを、他人にしてはいけない。」

これは私のモットー。
ただ。


「裸の王様」、あれは悲劇だ。

と、私は思うのです。
あの王様ほど、人から愛されなかった王様もいないなぁ、と。

私の耳が汚くなく、ダサさはともかくw、口臭も(できるだけ)気をつけることができる。

私はこれらを言われなければ自分で気付くことができなかったと思うので、間違いなく、小学生の時の彼と、妻のおかげなのです。
これは揺るぎない事実。

妻に関してはいまだに(ほぼ毎日w)いろいろと指摘してくれています。
ん〜、ありがたいありがたい。(おい、気持ちがこもっとらんぞw!)

もし、これら「大きなお世話」がなかったら、と思うと、ちょっと背筋に寒気が走ります。


「ほんとの優しさって、何だろう?」

と考えた時、そこに愛があるのが前提とはなりますが、「大きなお世話」を焼けることだと思います。
(無論、それだけではないでしょうが。)

当然、愛を以て優しさに徹すれば、心無い反撃を受け、傷つき辛い人生になるでしょう。
知らぬ存ぜぬ、見て見ぬふりの人生のほうが、はるかに楽に生きていけます。
私自身もともと薄情なほうなので、どうしても後者側の人間。「優しい人間」にはほど遠いです。

だからせめて、自分に向けられた「大きなお世話」くらいは、全身全霊を以て受け入れたい。
まずはそこからかな、と思っております。

私はダメなところをダメと言ってもらわないと、ほんとにダメになる人間なので、なおさらです。
とんだ甘ったれ野郎ですw。


以前別の記事でも取り上げたセリフですが、私がとても好きなセリフなので、もう一度。

「人は愛がなくても生きていける。でも、愛があれば人は豊かになる。」

これがゲームキャラのセリフってんだから、びっくりですw。

楽な人生、豊かな人生。
どちらを選ぶも、それぞれ各人の自由。

ただ、私は願わくば……。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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