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広報のおすすめ本17選をご紹介します

皆様、こんにちは!note、すっかりご無沙汰しています( ;∀;)
10月から、毎週、広報のセミナーやつながり会などのイベントをやらせていただき、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!私自身、たくさんの広報さんたちからエネルギーをいただいており、感謝の嵐です。

最近は、もっぱらVoicyの住人になっております。Voicyで広報ノウハウをお伝えしております!お時間ある時に、聴いてくださいませ!

さて、最近、「オススメ本はありますか?」と言っていただくことが増えたので、改めて今日は、私が読んだ中で、広報として参考になった本をいくつか紹介したいと思います!冬休みにでも是非読んでみてくださいませ!
では行ってみましょう~\(^o^)/


「ひとり広報」の本が3冊出版!

10-11月で、「ひとり広報」がタイトルについた本が3冊出版されましたね!このことから「ひとり広報」という存在が注目されているんだなと嬉しくなりました。それぞれ全く違った角度で書かれているので、少し感想を。

①『人とのつながりで成果を呼び込む!ひとり広報』

北野さんの『人とのつながりで成果を呼び込む!ひとり広報』は、タイトルにもなっている通り、社内・社外ともに、つながりを大事にする重要性を伝えてもらっています。更に、151名のメディアさん・広報担当者さんたちの生声も記載されており、北野さんの理論がより信憑性の高いものになっています。

②『ひとり広報の戦略書』

小野さんの『ひとり広報の戦略書』は、【ひとり】でやっているからこそ、生産性高く仕事に取り組むことの重要性を伝えてもらっています。また、ひとりだからこそ、意思決定が早いので仕事がしやすい、といったことも書かれており、ひとりであることをプラスに捉えられている内容です。

③『ひとり広報の教科書』

井上さんの『ひとり広報の教科書』は、まさに、教科書。私が広報立ち上げた3年前に、この本があったら、どんなにか助かったか…と。何が良いって、すぐに伝えるテンプレートが多数載っているのです。社長と会話する時のシート、記者さんたちの情報の管理シート、月次振り返りシート…など。このまま使えばOK!という内容なのです。この1冊は、未経験で広報を立ち上げる方は、必携だなと思います!

この3冊に関しては、Voicyでも詳しくお伝えしています。良かったら聴いてくださいませ。

広報の基礎となった2冊

④『広報・PRの基本』

広報・PRの基礎が書かれている本は世の中に比較的たくさんあるわけではないので、営業から広報になってすぐのタイミング(2020年7月)で、20-30冊、おそらくAmazonで買える全てを読んだと言っても過言ではないほど読み漁りました。ただ、本によって、言っていることが全然違う…。その時に、私の教科書的な形で土台となったのがこの1冊です。

⑤『広報会議』

広報の皆さんは必読書ですね!毎月、興味深々なテーマで発行されています。過去のバックナンバーも、気になるテーマは読まれることをオススメします!

ベンチャー広報としての型破りな1冊

ベンチャー企業の広報さんは、絶対に読んだ方が良い!!!と断言できる本です。筆者は、雑誌編集者→広報マン→PR会社社長という経歴の野澤さんで、弊社代表の秋沢もよく知っている方です。

⑥『【小さな会社】逆襲の広報PR』

社内のコストセンターとみなされ、
肩身の狭い思いをしている広報担当者よ。
反撃攻勢の時間です!

というエッジの立った出だしで始まります。今までセオリーだと思われてきたことも「意味ない行為。それは今すぐ辞めて、こうやりなさい」とセオリーをぶっ壊して、これからの在り方を示唆してもらっています。また、秘蔵ノウハウ50連発!という章では、「マスコミ関係者に会ったときの『15の質問』」など、とても具体的に書かれており、広報になり立ての頃は、たくさんのことを吸収させていただきました。ぶっちゃけ話のオンパレードですし、私の広報活動の基礎を作ってもらった本です。

この本は、何度となく読み返しましたし、noteを書くことになって改めて読んだところ、今も続けていることがたくさんあるな、と実感しています。感謝している本です。


広報とは何かを知ることができる1冊

⑦『サイバーエージェント広報の仕事術』

著者は、サイバーエージェントの上村さんです。30人→300人→3000人と大きくなることを広報の立場で綴っておられます。従業員数が大きくなるにつれて、広報の役割もどんどん変わっていく。攻めだけで良かった30人の頃から、守りも広報の重要な仕事となっていくことが上村さんの赤裸々な言葉で描かれており、仕事の変化していく様子が手に取るように分かります。社長の藤田さんも有名人ですから、上村さんと社内との関係性なども何となく想像ができて面白いです。また仕事のスタンスやTipsなども分かりやすくパクることができる内容になっています。ニットも将来、どんどん規模を大きくしていきたいと思っているので、そんな変化を自分に当てはめながら読ませていただきました。


ブランディングと言えばこの2冊

ニットのブランディング強化を図る際に、ブランディング関連の本もたくさん読みました。海外の人が書いた本も多く読みましたが、結構難しい…。この2冊は、図解も分かりやすく、読みやすいです。

⑧『ブランディングが9割』

フレームワークがたくさん載っており、そのフレームを元に、社長や関係者と情報を整理しました。会社は結局、「どういう第一想起をされるか?」という印象で、ほぼ決まってしまう、ということが良く分かる良書です。

⑨『ブランディング』

文庫本で安いですが、ブランディング系では一番参考にしたかもしれません。ブランドとはシンプルなこと、信頼です(スティーブ・ジョブズ)という言葉を用いながら、顧客の行動を細かく設計していく様子が描かれています。BMW、P&G、SONY、スターバックスなど、色んな企業の事例も描かれており、イメージもしやすいです。

とは言え、多くのブランディング系の本を読んで感じたのは、【BtoC×大手×商品】の事例ばかりだということです。だからこそ、

【BtoB×ベンチャー×会社】のブランディングは
結局自分で作っていくしかない

と思い、これらの本やフレームを参考にしながらも、最後は我流で進めていきました。


SNS強化したいなら迷わずこの2冊

「Twitter関連で、読んだ方が良い本ありますか?」と聞かれたら、真っ先にこの本を紹介しています。

⑩『自由すぎる公式SNS中の人が明かす企業ファンのつくり方』

セガ、キングジム、タカラトミーなどの企業アカの運用事例がたくさん描かれています。企業アカって、個人アカの何倍も表現が難しい…。だからこそ、【企業アカの中の人】の特徴や行動を事例を元に、分かりやすく表現されています。一度はバズってみたいと思わせる書き方。ノウハウというより、事例集のような本です。企業アカをもっと効果的に運用したい!という方は、オススメです。

⑪『僕らはSNSでモノを買う』

飯高さんのこの本は、SNSマーケティングの重要性を分かりやすく伝えてもらっています。広報としてSNSを強化する上で、避けては通れない【UGC】という概念。広告のような作られた言葉ではなく、ファンがどんどんシェアしてもらってリアリティのある言葉が広がっていくことは、今後のトレンドになっていくと思います。


ファンマーケティングと言えばこの2冊

⑫『ファンベース』

⑬『熱狂顧客戦略』

これまでは、ブランディングの本たちのように、顧客のインサイトを考え、どうやったら売れるかを思考するのが大事でしたが、これからは、顧客にファンとなってもらい(ここまではブランドの確立ですが)、顧客と共に会社・サービスを共創・PRしていくことが大事なんだなーということが伝わってくる本です。愛される会社・サービスを創っていくにあたって、勇気をもらえる本です。

広報を違う角度で刺す面白い1冊

⑭『もし幕末に広報がいたら』

これは流行りましたね~!「『生麦事件』はワーケーション中の事故だった?」「松尾芭蕉を旅行系の人気ユーチューバーに」など、歴史上の出来事を、広報的な視点で思考したり、もちろんフィクションですが、プレスリリース化させたりして、面白く描かれています。歴史が好きな広報さんは笑っちゃうかもしれませんね。

広報=社長の右腕を目指すにはこの3冊

⑮『No.2理論』

私は、海外で起業をし、改めて「社長は向いていない。No.2に徹しよう」と思った経験があるのですが、その時に、ふと手に取った本です。

本田技研工業株式会社といえば、本田宗一郎さんが有名ですが、実は、藤沢武夫さんというNo.2の存在がいます。

「社長は自分のやりたいことを思いっ切りやってください。やりたいことが思い切りできるように、私が頑張りんます。私に何でも言ってください」

という藤沢さんの言葉が描かれているのですが、思わず、この信念に感動して、涙がぽろぽろと流れたことを覚えています。No.1が正しくNo.1でいられるためには、No.2がいないと会社は成長しない。そんな言葉たちが染みます。

⑯『最強のNo.2』

元HRマンとして勝手に師匠だと思っているサイバーエージェント曽山さんの『最強のNo.2』という本もオススメです。

この本は、No.2になるための極意やノウハウがぎっしり詰まっており、戦略的に成長することのエッセンスが盛り込まれています。

⑰『起業の天才!』

この『起業の天才!』は、久しぶりにめり込むように読みました!リクルートというマンモス企業を一代で築き上げた江副さんの半生が描かれています。もはや小説以上のドラマ性に、食い入るように読み切ってしまいました!

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いかがでしたでしょうか?今回は紹介し切れないですが、個人的には、経営系の良書はもっとたっっっくさんありますし、広報もHRやマーケティングまで領域を広げると、オススメ本はたくさんあります。

ただ、本というのは、あくまでも【取扱説明書】のようなものであり、第一歩を踏み出したり、上手く実践へと接続できるかは自分次第ですよね。私自身、読んで満足することなく、本に書かれていることを試してみて、読書を実りに繋げていきたいなと思っています!

本日は、以上です!最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^♪

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