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なぜ私はエンジニアになったのか、の話

今回は、私がエンジニアという道を選んだ理由について、少し個人的な話も交えながらお話ししたいと思います。

人生の選択には様々な要因が絡み合いますが、私の場合も色々な事情を経て今の職業に辿り着きました。

この記事を通じて、私の経験が誰かの参考になれば幸いです。

※この記事は Perplexity をベースに執筆しています。


教員の夢から新たな道へ

前回の記事でも触れましたが、私はもともと教員になる道を目指していました。

子どもたちと接し、彼らの成長を支援することに大きな喜びを感じていたからです。

大学時代から教育実習に参加したり、学習塾でアルバイトをしたりと、教育に関わる経験を積み重ねてきました。

ですが、さまざまな理由からその道を諦めることになりました。

教育現場の厳しい現実や、自分の適性について深く考えた結果、教員としての道は私にとって理想的な選択肢ではなくなったのです。

長時間労働や事務作業の多さ、保護者対応の難しさなど、教職の持つ課題に直面し、自分がそれらに長期的に対処していけるかどうか不安を感じるようになりました。

ただ、諦めるという決断は非常に辛いものでした。

自分の夢を手放すことは、自己アイデンティティの一部を失うような感覚でした。

「教師になる」という目標に向かって努力してきた時間や経験が無駄になってしまうのではないか、という思いに苛まれました。

夜眠れないほど悩んだ日々もありました。

ですが、振り返ってみると、その経験が新しい可能性への扉を開くきっかけとなったことは間違いありません。

一つの夢を諦めることで、視野が広がり、自分の可能性を再発見する機会を得られたのです。(と言っても、当時はそこまで割り切れませんでしたが)

ITの世界への興味

教職を諦めた後、次に興味を持ったのがITでした。

テクノロジーは日々進化し続けており、その影響力は計り知れません。

特にWebサービスは、人々の日常生活を大きく変える力を持っています。

私はその中で、自分も何か貢献できるのではないかと考えるようになりました。

IT業界には多くの可能性が広がっています。

プログラミングやデザイン、システム設計など、多岐にわたる分野が存在します。この多様性こそが、私がITに魅了された理由でもあります。

自分の興味やスキルに応じて、さまざまな挑戦ができる環境が整っていることは、大きな魅力でした。

人生を変えたWebサービス

私は学生時代にうつ病を患った経験があります。

家庭環境の不和が主な原因でしたが、今思えば教員になるという夢を諦めたことも、この病気の一因だったかもしれません。

夢の喪失感や将来への不安が、私の心身に大きな影響を与えた気もします。

その時期は本当に辛く、孤独感や無力感に苛まれていました。

毎日が灰色に感じられ、外出すらままならない日々が続きました。

親しかった友人との関係も徐々に疎遠になり、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいました。

しかし、その暗いトンネルから私を救ってくれたのは、あるWebサービスでした。

それがmixiです。mixiでは、自分と同じような悩みを持つ人々とつながることができました。

匿名性もあり、自分の気持ちや経験をシェアすることで、多くの人から励ましや共感を得ることができました。

例えば、「今日も一日中ベッドから出られなかった」という投稿に対して、「私も同じ経験があります。一緒に頑張りましょう」といったコメントが寄せられるのです。

また、「少しずつ回復してきました」という投稿に対しては、多くの人が喜びの声を寄せてくれました。

この経験は、私にとって非常に大きな意味を持ちました。

SNSというプラットフォームが、人々の心に寄り添い支え合う力を持っていることを実感した瞬間でした。

テクノロジーが単なる便利なツールではなく、人々の心を癒し、希望を与える力を持っていることを知ったのです。

エンジニアとしての使命

mixiで得た経験から、「自分もWeb開発を通じて誰かの助けになれるかもしれない」と考えるようになりました。

技術者として、人々の日常生活や心情に寄り添うプロダクトを作りたいという思いが芽生えました。

エンジニアとして働く中で、私は常に「誰かの役に立ちたい」という気持ちを大切にしています。

例えば、ウェブアプリケーションやサービスを開発する際には、それがどれだけ多くの人々に影響を与えるかという視点で取り組むよう心掛けています。

ユーザビリティテストを徹底的に行い、使いやすさを追求したり、セキュリティにも細心の注意を払い、ユーザーの個人情報を守ることにも力を入れています。

アクセシビリティにも配慮し、障がいのある方々も快適に利用できるサービス作りも意識するようになりました。

最近では、後進の育成にも力を入れています。

自分が経験してきた困難や喜びを若いエンジニアたちに伝え、彼らの成長を支援することも、私の使命の一つだと考えています。

社内での勉強会や、noteブログの執筆などを通じて、知識の共有に努めています。

まとめ

エンジニアになるという選択肢は、私自身の人生経験から生まれたものでした。

それは夢を諦めた後、新たな希望と使命感によって形成されたものです。

教職への夢を諦めた時は大きな挫折を感じましたが、その経験があったからこそ、現在のエンジニアとしての仕事に深い意義を見出すことができています。

技術の進歩は日進月歩で、常に新しい課題が生まれています。

しかし、その中にこそ、人々の生活をより良くする可能性が秘められていると信じています。

今後もこの道で成長し続け、人々の日常生活や心情に寄り添うプロダクト作りに励んでいきたいと思っています。

皆さんはどんな思いで今のお仕事をされていますか?

どのような経験が、現在の仕事を選ぶきっかけとなったのでしょうか?

また、仕事を通じてどのような価値を社会に提供したいと考えていますか?

ぜひコメント欄でお聞かせください。


今後も皆様のお役に立てる情報を発信して参りますので、フォローしていただけますと励みになります。

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mic | エンジニア×Webライター
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