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夏の訪れと街の若返り、そして高級おにぎり

水着の上にシースルーや粗いレース編みのドレスを羽織った、ほぼ下着姿にしか見えないセクシーギャルたちが楽しそうに道を歩いたりスーパーで買い物をする姿を見かけるようになった。

夏だ。バカンスシーズンがやってきた!と感じるのはそんな時。

ギャルが増えたからって何がどうなることもないが、家から一歩外へ出た公道でほとんど裸のナイスバディーギャルを目にするとドキッとするし、イケナイと知りつつもつい見入ってしまう。

そして最近のギャルはお尻が目立つ。歩く姿勢が良いのだろうか?後ろ姿のキレイな子が多い気がする。

ほんの数年前までは「高齢者の街」のイメージが強かったニースの街角で、若者の桃尻が露わになる日が来るなんて誰が想像していただろう!しみじみと感慨深い今日この頃でございます。


フランスではコロナ以前からパリを離れて地方へ移住する若者が増えており、南仏にもたくさんの人が流れて来ていた。

新しくトラムが開通し、公園やホテルの改装が進み、若い世代が次々とカフェやレストランを新規オープンさせている。パリで流行っている店のコピー的なものが多いけれど、時代のニーズに合わせて変化するのは自然なことだ。

移住先で新しいビジネスを始める若者が増え、南仏ではそれに呼応するように若いバカンス客が増えて街の空気が変わった。

若者はSNSを使って情報を発信する。古臭くてサービスの悪い店は当然悪い評判が立つ。どんどんとふるいにかけられて、変化せざるを得なくなっている。

ただ税金や手数料が馬鹿高いフランスで個人経営を続けるのは至難の業。今後どのくらいの店が生き残るかは分からない。

個人的には未来はポジティブで明るいと信じたい。


そんな前向きな空気が漂いバカンス客の多いウチの裏手にある小さなスーパーは、徒歩1分という便利さもありよく利用するのだが、そこで先日、おにぎりが売られているのを見つけた。

パリのMONOPRIX(観光客に人気の都市型スーパー)が自社ブランドのおにぎりを売り始めたと聞いたのは数年前。以前ニースのMONOPRIXでもチラッと見かけたことはあったが、近所のこんな超ローカル店でもついに売られるようになったのだ。

SONIGIRIブランドのおにぎり。
おいしいのかな?

目を見張るのはその値段、3.43〜3.85€って!今のレートで595円くらいになる。

おにぎり1個が600円近くもするってどーゆーこと?牛丼とほぼ同じ値段のおにぎりを買って食べるのはどんな人だろう?

日本人としては具材よりも米質が気になるところだが、たとえお試しであったとしてもおにぎりに600円も支払うことにはめちゃめちゃ抵抗がある。

2€くらいだったら買ってあげてもいいけどさ。

ちなみにこの日のラインナップは、

  • 照り焼きサーモン 3.43€

  • 焼き鳥チキン 3.44€

  • 柚子ワカモレアボカド 3.43€

  • わさびツナマヨ 3.44€

  • 枝豆たまごマヨ 3.85€

  • スパイシーカニカマアボカド 3.85€

枝豆とかカニカマとか、フランス人が好きなザ・日本の食材を入れてるところがニクイねぇ。柚子やわさびも外国人ウケするからいいとこついてる。

シンプルに梅干しや昆布、おかか醤油や赤飯のおにぎりがないのが寂しいけれど、ここはフランスなのだから仕方がない。

そういえばおむすび屋さんの権米衛がパリに店舗を出しているけどおいくらくらいするのかな?パリだったら梅干しや昆布も売ってるのかな?

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