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2024年10月 タイ旅行記②バンコク(スワンナプーム国際空港)~チェンマイ郊外のスパリゾートへ

前回の記事は旅先から更新したのですが、短時間で思ったよりたくさんの方にお読みいただけて、現地でとても嬉しく喜んでいました。

あっという間に帰国してしまったのですが、ここからせっせと(無理はせずに)続きを書いていきます。

バンコク(スワンナプーム国際空港)で国内線に乗り換えるため移動し、色々飲食店やコンビニがあるのを物珍し気に眺めながらも、まだ朝の5時という時間で食欲がなかったためスルー。

そのまま手荷物検査へ移動し、何度も何度もやらかしている定番の、機内でもらったペットボトルの水をケチって鞄に入れて持ち帰ろうとするも、飲み切れずに取り上げられて捨てる羽目になる、というパターンをまた繰り返した。

2時間ほどの待ち時間で前回の記事を書き、バンコク→チェンマイ行きの機体へ搭乗。あまり時計を見ていないのと、うとうとしており時間感覚が鈍っていて気付かなかったが、30分遅れで9時過ぎに到着していたようだ。

やっと忘れずに機内食の写真を撮った
ただ、中身を撮り忘れるという痛恨のミス…
これはタイティーとう甘いミルクティー味の
クリームがかかった菓子パンだった

このバンコク→チェンマイ行きの機体は、半分以上を欧米人が占めており、ざっくり残りの2割ほどが日本人か中華系らしき人たち、さらに残りがタイ人やその他の外国人という印象だった。半年前に行ったインドでも欧米人は多かったが、客層が結構違う。インド(デリー→リシュケシュ)では、いかにもヨガをやっていそうなタイプかヒッピー系のバックパッカーが目立っていたが、今回のタイで見た欧米人たちはもっと小綺麗でカチっとした上品な服装だったり、年配の方も多く、あとはチェンマイにはデジタルノマドが多いとのことで、IT系の仕事をしていそうなタイプも見かけた。

チェンマイでゲートを出るとすぐにホテルの送迎の方と会えた。同じ飛行機に乗っていた他2名のゲスト(オーストラリア人?)と共にホテルに向かう途中、セブンイレブンに立ち寄った。私はまだ半分頭が眠っていて判断力がなく何も買わなかったが、セブンイレブンの商品は半分くらいが日本で目にするものだった。あとは韓国語で書かれた菓子類やスナックも目に入った。どの国にいるのかと錯覚する。タイはアジア圏の文化がごちゃっと入り混じっていて面白い。

同乗していたオーストラリア人男性は甘い炭酸飲料やポテトチップスの類を大量に買い込んでいた。彼らにとってもタイは馴染みの欲しい物が手に入りやすい場所なのだろう。

チェンマイの空港から45分ほどかけてホテルに向かった。インドほどではないが、タイの道も多様な乗り物がひしめき合い、朝からわちゃわちゃと雑多なエネルギーが面白い。ホテルに着くと敷地が広すぎて、ここからはトゥクトゥク風のカートで受付に移動。

ホテルの入口

滞在したホテルはタイのリゾートだが、タオイズムをコンセプトにした施設であり、いたるところに中華風の巨大な壺や装飾があった。なんだかとても異空間で名前をつけるならば桃源郷というイメージだ。

不思議な空間

ようやく眠気が取れてくると今度は空腹で頭がいっぱいになった私は、受付でチェックイン時にレストランの利用時間をすかさず確認した。その時ちょうど11時前くらい。部屋に荷物を置くや否や一目散にレストランに向かい、最初の食事なので胃腸にやさしそうな、ココナッツミルク仕立てのキノコの薬膳スープのようなものを注文。予想に反してラーメンの丼くらいのサイズでびっくりしたがもちろん完食。良いアクセントになっていた生姜は日本のものと風味や香りがまったく異なりクセになりそうな予感。他にも分かるものはレモングラスくらいだったが、様々な未知のハーブがミックスされており、辛いわけではないのに、デトックス効果が高いのか汗が滝のよう。

ホテルでの最初の食事
エリンギ、しめじなどキノコたっぷり

眠気→空腹→汗 と身体的反応に導かれるように行動しているが、深夜便で日本から飛んできたのでどちらにしろシャワーを浴びたい頃だ。スープを食べ終わって部屋に戻ろうとすると鍵が開かない。更に汗だくになりながら鍵穴と格闘していると、私がガチャガチャうるさかったせいか、コンドミニアムの隣の部屋の方が出てきた。

ヤバいと思い、ガチャガチャ本当にすみません。鍵が開かないんです。と慌てて弁明すると、隣人さんは日本人で、これから参加する同じリトリートのメンバーだと判明。とても素敵なある知的職業に従事する私より10歳少し年上の女性で、この後ずっと私はこの方のお世話になるのであった。

鍵のコツを教えてもらうとあらためて部屋をチェック。(ちゃんと見る前にレストランに直行してしまった・・・)私の部屋はコンドミニアムの2階にあり、普段暮らしているマンションの部屋と同じくらいの広さがあった。家具は重厚感があり、ひとつひとつ美しくクラシックな彫刻がなされており、洋の東西を問わず伝統工芸の彫刻類に心惹かれる私は、すぐにこのインテリアに愛着心を刺激された。

広々としたバルコニー付きの部屋
光がたくさん入って明るい

水回りはインドの時の反省を活かし(一番安い部屋にしたら、お湯がほぼ出ずシャワーの代わりにバケツに溜めて洗うスタイルだった・・・)、今回は2段階グレードアップして浴槽付きのバスルームにこだわった。とりあえず見た目は良い感じで美しいがどうだろう、と思い身体を洗い始めると、やはりお湯の出は不安定だしシャワーの水圧も頼りなかったが、どうにかこうにか工夫しながら髪も洗えて良かった。

洗面台に物を置くスペースが多いのも嬉しい

着ていた服を洗濯してバルコニーに干したり、チェックイン時に予約したマッサージの準備をしたり、持ってきた服をクローゼットに移したりしてようやく落ち着いた。

バルコニーからは広大な庭園が広がる


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