ソロ活……できていない!6月京都と富士急ハイランド*日記
ソロ活日記始めていきます、と息巻いたものの、
7月になっている。
時が流れるのは早いなぁ……。
福山雅治さんの『福のラジオ』で、
歳をとって一年が過ぎるのを早く感じることを説明した理論が“ジャネーの法則”だと紹介されていた。
1歳児が一年を365日だと感じていたら2歳児はもうその半分になっており、55歳の福山さんは7日ほどにしか感じなくなっているのだと。
それは大人に比べて赤ちゃんの経験が少ないことに起因していることから、新しい発見の少ない大人の脳はほぼ寝ている状態であると考えられる……と、番組で解説されていた。
福山さんはこれに異議を唱えてらしたが、わたしはちょっとした危機感を自覚した。
毎日を“こなす”ようになってしまうと、1日の早さ、1週間の早さ、1ヶ月の早さ、それらがだんだん1年の短さになってしまうのだろう。ううむ。怖い。
あっという間に半年経った2024年に恐れ慄く。
仕事のプロジェクト異動先が決まり、7月からついにフル出社となる。
恐れていたことだが、内心、どこか安心もした。
フルリモートで楽を手に入れた反面、出かけずとも働いてお金を稼ぐことができるようになってから、わたしはとても傲慢になっていた気がするからだ。
出社して働くというだけで、
どんなに睡眠時間が短くなろうと早起きしなければならないし、電車に乗り、さまざまな人と会って、コミュニケーションをとりながら、業務にあたる。
その大変さを実感で共有しているから、同僚や後輩に対してもっと優しくできていたような気がする。
最近のわたしにはそれがなかった。
チャットの文章でいくら取り繕っても、嘘っぽいなと自分が嫌になってストレスが溜まる。
出社したところで別のストレスが降り積もるだけなので、結局働くとはストレスとの戦いなのだけど。
「好きな仕事ができなくなって転職を迷っている」というリスナーのメールに対し
「働くとはそもそも、だけれど、あなたの心を大切にしてあげて」と回答する福山さんに感銘を受けつつ、自分の目の前の問題にため息が出た。
仕事で詰まっていた6月。
しかし京都2日間、そして人生初の富士急ハイランドをホテル宿泊込みで経験した6月。
どちらも付き合いの長い友人と過ごしたのでソロ活ではないのだけれど、楽しかったので記録する。
6/14〜15の京都滞在。
友人とオーケストラコンサートを観に行ったので、
京都観光らしいことはあまりできなかったけれど、
子どもの頃に夢中になった大河ドラマ『新選組!』の聖地巡礼を、実に中学生ぶりにやってきた。
京都温泉ホテルの敷地の一角に佇む
『新選組最後の洛中屋敷跡』からスタート。
バスで移動して『旧前川邸』
ここでは大河ドラマ撮影当時の、
愛する推しの痕跡を拝むことができて合掌……
来てよかった……。
少し歩いて『壬生寺』も。
また少し歩いて、『本光寺』で終了。
こちらは中には入らず、表だけ拝観。
京都といえば推しの出ていた『新選組!』という認識のわたしだけれど、きちんとした日本史が頭に入っているかと言うと否。
いわゆる脚本化された歴史すら曖昧ななんちゃってオタクなのだが、友人は幕末の歴史にロマンを見出し日本史の教員免許をとるほどしっかりしたオタクである。
ていねいに解説してくれる言葉に耳を傾けながら、街として発展するなかでも、歴史の跡をたいせつに守り続ける京都がとても好きになった。
お昼過ぎに京都駅に戻り、お蕎麦を食べた。
日曜日でも閉まっているお店が多く少し苦労した。
そして6/29〜30は富士急ハイランドへ。
子どもの頃、地元の遊園地でお化け屋敷がトラウマになってからというもの、富士急ハイランド=お化け屋敷がめちゃくちゃ怖いところになり、この歳まで避け続けてきた。
30も目前。そして『ソロ活女子のススメ』シーズン3で主人公が1人で行っていたことでも興味が深まり、推しがコラボした機会に感謝……。
新宿から、バスで富士急ハイランドまで。
2時間ほどの路程だったが渋滞に巻き込まれて3時間はかかった。ずっと座っていたお尻が解放された後にゲートを目の前にして「キター!!」と叫びたくなった。
めちゃくちゃ曇ってたけど、ついに来た!!
さっそくFUJIYAMAに並ぶ。
50分待ちと書いてあったけれど、30分ほどですぐに乗ることができた。
ぜんぜん怖がっていない自分に焦った。
え、怖くない。むしろ楽しみ。どうしよう。
とりあえず、好きな声優さんの声にテンションを後押しされながら絶叫!!
めーーーちゃくちゃ楽しかった。
他のアトラクションに比べて長いよ、と聞いていた通り上がって落ちて高速で振り回されてまた落ちてを繰り返して、一気にボルテージ爆上がり。
次に、並びながら見えていたトンデミーナ!
これにハマって、2日間で3回乗った。
回りながら大きく空に振り回されることで、富士の裾野に広がる山を大空とともに見渡せる。
FUJIYAMAでは速さのせいで景色を堪能する余裕はなかったけれど、こちらは振り回されつつも落ちる前の浮遊感と共に空に放り出され、眼下に雄大な自然が広がって、飛んでいるような気になれた。
続いてウェーブスウィンガー。
看板を撮っているのでアトラクションの全貌がみえないけれど、いわゆる高所で揺れるブランコ。
2回連続お尻が持ち上がるアトラクションだったのでこのふわふわ感には癒された。これも2回乗った。
さすがにお腹が空いたのでお昼を食べて、
コラボアトラクション6種の後半戦。
ええじゃないか!
友人のイチオシだったので楽しみにしつつも、むき出しのレールと回される客席を目の当たりに並んでいるとだんだん怖くなって……
がっしりと防具に保護されながら、靴を脱いで心許ない脚をブラブラさせつつ無言になっていた。
「ええじゃないかええじゃないか!」とテンションを上げてくる宮野さんの声にも「無理……!!」と叫びそうだったがこれもめちゃくちゃ楽しかった!
ティーカップでは癒されつつも、三半規管の弱さを自覚している友人とわたしはひとつも回さずにただ揺られていた。
いよいよコラボアトラクション、ラスト高飛車。
これが一番怖かった……
121度を急降下??90度超えてるってどゆこと??東京タワーを垂直に落ちるのと同じ感覚??
ビビらせるのやめてください……とまた無言&真顔になりつつ、
乗り始めたら隣に乗っているヤンキー系のお兄さんたちの方が怖がっていて、ちょっと心に余裕が生まれた。笑
「僕が支えてあげる」なんて歯の浮くセリフ、などと侮ることなかれ。宮野さんのリズミカルな掛け声にどれだけ救われたことか。
いや、たしかに、発車寸前まで「無理無理無理!」と顔面真っ青なのだけど、あの声を聞くだけでも、大丈夫だと思えるのだから声優さんてすごい。
土曜日の降水確率に怯えながらフリーパスを買っていたので、雨は降らずにむしろ晴れて1日でぜんぶに乗れてとても良かった。
友人が予約してくれていたコラボルームのあるホテルに泊まって、お酒を飲んで、早めに寝て、早起きして次の日も帰りのバスまで富士急を堪能。
戦慄迷宮だけはぜったいに行きたくないけれど、
いつか1人で来てみるのもいいなぁとソロ活への願望もむくむくと。
いやーー楽しかった!!
次は富士山を拝みたい。
26年追いかける竜也さんと18年並走する宮野さん、
観劇にコンサートライブにと
オタ活に燃えまくった6月。
ありがとうございました。。。
推しと生きているのだから
ジャネーの法則とは無縁でありたい。
そして、
7月こそソロ活の報告ができますように。
それでは、良ければまた読んでやってください!