たった4秒のために2日間かける!大河ドラマの圧倒的なクリエイティブ力
今年放送していた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
歴史大好き人間としては、毎週欠かさず見ていた。
先日NHKの番組「100カメ」という、100台のカメラを設置して様々な舞台裏を見てみよう!という30分番組を見た。
(正しくは6月ぐらいにしていた録画を12月に見た)
どのような内容だったかというと、
視聴者からすると想像できないぐらいの「大変さ」「濃さ」「怒涛な状況」がそこには盛り込まれていたのだ。
約4秒のためにスタッフは丸2日かけて準備をしていた舞台裏。
それは、頼朝の息子が初めて狩りをするお祭りのようなシーン。
鹿やイノシシも出てくるし、お祭りのシーンだからエキストラの数も半端ない状況。
そんな中、スタッフの方々は下記の用意や段取りを手際よく、壁にぶち当たりながら撮影していたのだが。
・・・他にもきりがないほど様々なことに見舞われ、
多くの人がたった4秒に全力をかけていた。
今までクリエイティブの世界とは一切関わりのない人生だったわたし。
Webライターになって分かったことだけど、
創るって自分の時間をかけるもの。
自分の命をけずること。
例えば、
自分の記事が10秒や30秒で読まれていたとしても、
実はそれに1〜2日を費やすような世界。
今までだったら、
「すごーーーーーーー!」などと、
語彙力のない表現(今もさほど変わらないけど)と、感嘆で終わっていた。
けど、今回の大河ドラマの裏側を撮影した「100カメラ」を見て、
「他人事じゃないな。」としみじみ感じる。
だからといって、
「この人達はすごいんだから、もっとフォーカスあててよ!」とか憤慨しているわけではなく、
好きなことを悔いなくやっている姿・その状況すらも楽しんでいる姿に、
惚れ惚れしたのだ。
「すごーーーーーーーい!」じゃなくて、
「こういう大人いいやん。羨ましい!」
という感情。
人生なにが起こるかわからない。
クリエイティブに縁がない人間だったわたしが、
文章を書いてお金をもらっているのだから。
「悔いなくやる」「大変だ!という状況を楽しむ」
「100カメラ」を通して大河ドラマ制作陣を知り、
気持ちが少し高ぶった。
スタッフの方々、出演者の方々、
1年間お疲れ様でした!!
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