読書記録|代替行動の臨床実践ガイド
最近読んだこちらの本を紹介します。
「代替行動の臨床実践ガイド」横光健吾、入江智也、田中恒彦編 北大路書房
専門性 ⭐︎⭐︎⭐︎
読み易さ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
役立ち度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
※個人感想です
この本の帯をみた瞬間に即買い。
認知行動療法がベースだけど、なんていうか心ある実践の事例が書かれている。
むかーし昔、認知行動療法を受ける側の立場だった時に感じた、「はい、これをやります。甘えは許しません!(ピリピリ)」っていう経験があって、、随分時代が変わったのか。
それとも、この本の先生たちが素敵なのか(むかーし出会った方が運悪く特殊だったのか)。
いずれにしても、あー、こういう先生たちとなら一緒に頑張ってみよう、って思そうな期待が持てる温かさがあって良い。
やめたくてもやめられないをどう扱うのか。
ほぼ毎日向き合っている事。
変わりたくても変われない、に苦しむ人(自分を含めて)がどれだけ多いことか。傾聴、共感を土台にしつつ、どう向き合っていくか。
いつもそればかり考えてる気がする。
経験豊富な専門家の方たちが、どう実践していのか、知りたくて仕方なかった。
それが垣間見れる。
一緒に右往左往しているのは間違いなかったけど、その右往左往の方向や角度が、こんなのもあるよ!この順番だと上手くいったよ、って教えてもらった感じ。
右往左往の仕方があってるの?無駄じゃない?って不安になってる方に読んでみてほしい一冊。
小さな変化を積み重ねる。
小さな変化は大きな変化をもたらす。
クライアントの中に必ずリソースがある。
それを信じ切る。
さて、明日も頑張るぞ💪
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