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小説が私たちの血となり肉となる

「凍りのくじら」という小説の
解説のなかでこんな文章があった

私たち人間は、ご飯と物語を食べて成長する
文字を読み、ことばをしゃべる私たちヒトなら、
ちゃんと情報は脳や身体の中で
栄養分になる
美味しいご飯をおかわりしたくなるように
いったん物語の面白さを知ると
もっと味わいたくなる

瀬名秀明さん

社会人になってから、
一生懸命読むのはビジネス書ばかり

社会人になって、
もっと色々な知識をつけたいと思い、
いろんなジャンルのビジネス書を読んだ

実際にいまも仕事で学んだこと、
得たことは生きているし、
自己啓発本から学ぶことも多い

今年に入ってから、
小説を読む割合が増えた

東野圭吾さんや
伊坂幸太郎さん、辻村深月さん
道尾秀介さん

好きな作家さんをあげると
キリがない

小説を読んだあとの
「ふわっと感」がクセになっている

この「ふわっと感」を忘れたくなくて、
新鮮な気持ちをnoteに書いたり、
手帳に残すようにしている

小説を読みながらも、
最近は行き急いでいるからか、
この時間勉強した方がいいんじゃない?とか
ビジネス書の方がタメになるよとか
頭で考えることが増えた

この瀬名秀明さんの解説を読んで、
小説からもたくさんの学びがあることを
再認識できた

物語はご飯と同じく、
人間にとって不可欠である

良い文章に触れることは
良い文章を書くためにも
大切である

文字を通して、
切ない感情を持ったり、
すごく高揚した気持ちになれたり
そんな体験を
わたしたちの身体は欲している

いまはタブレットでも
本を読める時代だが
わたしは小説は
紙で読むことが好きである

もちろんタブレットでも
あとどれくらいで読み終わるかは
分かるけれど

紙のあの
最後の方を読む時の
もうすぐ終わりという切ない

まだ続いてほしいな
あっ、もう終わっちゃったという

あの感じが堪らなく好きだ

良い小説を読んで「おかわり」を
欲している

少し小説中毒になってしまっている

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いけだ
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