新作のハーモニカの「遺作」について
ただのお笑いレポのつもりで書いたり書かなかったりしたnoteをまさか「お笑いプラス」のプロデューサーとして出すことになるとは思っていませんでした。
何が起きているのかというと「お笑いプラス」のことではあるのですが、そもそもこのチャンネルが何者かというと、「文化×お笑い」をテーマにして、若手芸人が様々な施設で専門家とロケを行うYouTubeチャンネルです。
実は若手芸人の5年後に投資して、ロケ強化を図るという裏テーマもあったりします。
立ち上げる際にラヴィットのディレクターやIPPONグランプリ、ガッツ100%TVの作家に噛んでもらいながら「できるだけテレビの進行に近い形でロケを行い、演者にロケ慣れしてもらおう」というつもりで作っています。
編集のテンポ感はYouTubeぽく作ってますが、テレビの一歩手前くらいでありたいと思っています。
若手芸人の皆さんのお力をお借りするということは、いつかこういうことを検討しなければいけない日も来るということは薄々分かっていましたが、とうとうきてしまいました。
結論から申し上げると、新作のハーモニカのお2人の解散に伴い、私達が気を遣って動画を消すことやお蔵入りにすることはありません。
お2人から打診があれば考えますが、今の所お2人とも残しててもいいとのことだったのと、お2人がとても素敵なロケができる演者であることに変わりはないので「遺作」として残したいと思います。
今後、彼らが新しい場所でお互いに活躍して、売れて、何かのバラエティの時に「元コンビだったんです」で各民放キー局が私の元に素材を借りに来るまでは確実に残してやろうと思っています。
2人とも「残していい」って言ったんだからそれなりに覚悟してください!と思っています。
ファンの方も、辛くならなければ、たまに見ていただけると嬉しいです!見られなくなった動画ってなんか風化しそうじゃないですか(個人的主観ですすみません)!!!
これはある作家さんに言われたのですが、ちょっとだけ昔話やエピソードを挟むと綺麗に文章が落ちるらしいです。
まさかこんな何処の馬の骨かわからないチャンネルに出てもらえるなんて思っていなかったです。
所属事務所を離れたというツイートを拝見してすぐにオファーメールをお送りし、お2人がすごく丁寧にご対応してくださったのが印象的でした。
ロケのスケジュールも私が無茶苦茶わがままに組んでしまったのですが、柔軟にご対応してくださって、ロケもスムーズに進んだような気がします。
解散理由もツイートを拝見する限り「方向性の違い」というようなニュアンスだったと思いますが、撮影の時の彼らは「やっぱコンビだな」と思わせる空気感がありました。
「こんな感じでお願いできますか?」とあり得ないくらい当日にロケ台本を変えまくったのに卒なくこなしてしまうお2人が頼もしすぎました(あのクオリティの高さで初ロケってそんな訳ないですよね?)。
「1番見たくなかった報告かも」とか迂闊に言うと「誰の時でも言いそうですね」と言われてしまいかねない。
勿論その通りではあるので一回黙る。
本文を書くにあたり、「2人と知り合ってどれくらいだっけな」とYahoo!カレンダーを遡ったところ、2024年3月30日のロケがほぼ初めましてでした。マジか。
私の厚かましさ故に何故か結構知ってる感覚になっていました。これは笑えねえ。
本当にお世話になりました。
実績もない、経験少ない、すぐにテンパるし、全然頼りなさすぎな我々(主に私)に時間を割いてくれてありがとうございました。
私は漫才をしていたお2人と、あの日のロケのお2人しか知らないけど、2人ならどこにいてもやっていけると思ってます。
これはチャンネルのネタバレになりかねないのでかなり書くか悩んでいるのですが、クイズをあれだけ正解した上でお笑いに持っていけるのはかなり珍しいのではないでしょうか?
大変おこがましくはありますが、お2人の今後の芸人人生にとって、少しでも「お笑いプラス」のロケが役に立つ日が来て欲しいです。
これからも我々とお仕事をしてください。
そして動画編集やフライヤーデザインが必要であれば、是非!我々にお声かけてください…笑
これからのお2人に幸あらんことを。
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