![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158198498/rectangle_large_type_2_fdd5a7e1c8a386cb59c87ae4df3bbf69.png?width=1200)
13:ADHD不注意あるある
私はおそらく典型的なADHDの不注意型なんだが(簡易検査でもそうだった)、資料のようなものや、数字やアルファベットの羅列のようなものの見落としが多かったり(例えばクレジットカードの数字入力を間違えたりといったこと)、テーブルに置いている飲み物を自分で倒したり、2品以上同時進行で料理をしていて材料をひっくり返してみたり、「よし!完璧‼︎」と玄関から出て3歩後に忘れ物に気づいたり、そんな感じである。
時には目の前に探し物があるのに見つけられなかったりいい、無意識(他に注意が逸れて)どこに物を置いたか分からなくなったり、そんなことが日常である。
周りには「ふざけているのか?」と誤解されそうな事ばかりである。本人はいたって真面目だし、わざとやるなんて事はしていない、なんなら本人だって困っている位なのだ。やらかしが日常化しているので、自分なりに先回りして対策しようとするのだが、それをやるとものすごく疲れる。そして、気をつけていても間違ったりするから、余計に疲れるのだ。それでさらにメンタル的に凹んでしまうから、何もいい事がない。
このような繰り返しから大人になってADHDに気づいたり、知らないでADHDから来る苦労でうつになったり、完璧を求められる今の日本のような社会では生きにくく、生き辛く、自己肯定感は下がる一方である。
あまりに酷いと思ったら、メンタルクリニックに行くのも一つの方法である。私の気になったので、医師に伝えたら「集中力を高める薬」(ざっくりいうと)を処方されて服用している。効いている実感はよくわからないけれど、気が散りにくくなっている気がする。
ADHDには逆に過集中もあったりするのだが、それは今回割愛する。
私たちのような人間が生きやすくなる方法はないのかと考えるも、周りに理解を求めるしかない気がする…のだが、完璧な仕事を求められるこの社会では多少…かなり無理ゲー感が強い。何度見直しても見落としがあるのが不注意型である(だよね⁉︎)
個人の努力にしても限界があるし、頑張り過ぎると潰れて淘汰されてしまうのだ、悲しいかな…。
それでも生きて行かなければならない。私にパーフェクトを求めるな!70点で満点にしてくれ‼︎と願いながら生きていかないと、またうつが酷くなるだけなのだ。
生きるだけなのに難しい。