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みずみずしい夜明け
どこにいるかもわからないし、君はどこにだっているのかもしれないし、ここでのさばるものが、兵器利用されたり、横柄なシステムにより、改竄された世界を位置付けては、あらゆる答えを手懐け、これが普通なのだと、応用される真理や、真意を持たぬ真実や、神経質そうな猫たちが、強迫的に毛繕いを続けては、拙い忘我では、胡散臭い答えを崇め、あらゆる悲劇を弄び、卑屈になるほどに増して行く苦痛から逃れるために、偶像崇拝に浸り、悲観的なほどに、加速して行く自己批判や自己否定を、自身の内側で生み出しては、外側に向ける憎悪に引き摺られて行くだけの、確かな過ちの構造を、哲学的に解き明かしたり、精神医学的な標本として、ピン留めたれ磔られた身体を、俯瞰から眺める乖離した自己が、何かを理解する事もせずに、ただただ、あてがわれた罪に苦しむ事を、模倣し続ける幼児性を持て囃すだけの、意味というものから逃れられずに、もたらされる憂鬱などを、次々に複製するだけの、ネットワークから切り離され、宇宙空間を彷徨う超個人的な悠遠から、肥大化して行く過去が、今に食い込み、永遠に変化して行く瞬間瞬間から、循環して行くものが、悲哀を打ち倒し、絶え間ない喜びを漁る辺りから、理由などを折檻する大人たちとの別れを経験し、次なる子供には、同じような痛みを与えないために、躊躇わずに、変化し続ける辺りに生まれた閉塞感を突き破り、やがて来る未来のために、AIを味方に付け、老いた体を放棄し、ネットワークに書き写された精神が、ネットワークの中で恒久的に生きるような時代での、倫理観などを教え込むための、働きを、ネットワーク上で続け、けたたましく唸る魂も、明らかになり、ただ、ひたすらに貶すだけの世界から逸脱し、いつか、輝く未来への、逃避行を続ける。