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戯れ

怒りにかまけて老けてしまった意識の末路にまでダイブして、シンクロニシティか何かの屍が、野原で転がる聖人の遊歩道、新しい日々なんてくるから、もっと憎しみが増す云々と、自分のジメジメとした思いまでも、世界に孕ませようなど、と、目論む間にも、行方をくらませ、空腹を癒すだけの、惰性な日々の末端、接続される愛や、配布される退屈な理念や、復唱される動機や、不吉な論理が培ってきた、ニセモノのモラルがなんだと、嘯くアイロニカルな住人たちは、依然として、システマチックに濾過されずに、自らの過ちにより循環できないような、黒々とした汚物や、応益だけを求める惰性な生活の一部や、浪費していくほどに、増える悲しみなどなどが、幾重にも絡まり、誓いが云々と嘯き、精神を摩耗させやがるし、空想的な、彼女の敵愾心に付き合えば付き合うほど、自分の敵とは、依然として自分なのだな、と、気付くのである。

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