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心を洗うとどうなるか。

私はドス黒い思春期を過ごしていて苦しい苦しいと嘆いた
(見返すのも怖いのでもう処分したはず)日記に吐き出す日々でした。

今思うと、食べられない訳でも住む家がないわけでもない平和な日本で、
何をそんなに苦しんでいたのかと思うのですが、苦しかったんですね、
生きることが。連動して肩こりや胃痛もあり、不調も多かったです。

でも当時の友人はいつもめゆちゃんは輝いてたねって言うので、
それを隠せていたどころか輝いているように見せることすらできてしまったのかもしれません。

その人の苦しさはその人にしかわかりません。

そしてそれが単に「思春期」という時期だからかもしれない。
もしもあの時、この自分を支え、不調を楽にし、心を穏やかにしてくれるヨガがあったらどれだけ楽しい10代だったかと思うのです。

あの時の自分にこんな簡単な方法があるんだよって教えに行きたいです。

とともに、
思春期や、妊娠、産後、更年期、さらには毎月の生理、
女性も男性も、自分にはどうしようもない体の変化や成長、
ホルモンバランスなど一緒に精神も巻き込まれる時期が誰にでもあり、ずっとそのままにして朗らかさを保たれる人なんていません。

体のしんどさとともに一緒に心がぐらぐらすることなんて当たり前で普通のことなんです。

しかしそれでは生きていくのが苦痛になってしまいます。
「そんな時期」だと思春期の私のように理解する機会や発想がなければ、自分を責め、環境を責め、耐えるのが辛くなります。

誰もが、そんな自分の変化の時に穏やかでいられるように、ヨガや瞑想を考え出した人間は素晴らしいなと思います。

ヨガはどんなシチュエーションにもフィットしてくれます。
その恩恵を全身で受け取り、最高の毎日にしてしまえる方法に出会えたらラッキーって思います♪

ヨガ哲学の「清浄(シャウチャ)」を理解しましょう。

肉体と精神の清浄のことです。
しかし、外側を綺麗にすることはしますがなかなか心を洗う習慣はないのではないでしょうか。

人はどんな地位、職業にあっても
清らかな習慣を身に付ける必要がある。情欲を払い、怒りを避け、嫉妬を止めて心の清浄を保つことです。

ヨガ哲学では、人間の中核が純粋で至福に溢れていると強調します。
人生で悩むのは中核が無知と不純なもので覆われているからです。
これらを拭い去ると自ずと輝き始めるといいます。

ヨガの修行は人間にとって新しいものの獲得を目指しません。
人間の不純物をひたすら除去していくだけです。
清浄は人間に内的進化をもたらします。
内的な本性の清浄化が重要です。

ガラスが汚れで曇っている時、洗って拭けばピカピカに輝きます。それは輝きを足していったからでしょうか?ガラスは輝こうとしているでしょうか?

違うのです純粋に透明でもともと輝いていたのに、覆われていただけなのです。ヨガはこれを自分にします。

どれだけ外側に足しても自分は輝きません。もともとみんな美しい純粋な輝きを持っているのに、覆われているだけなのです。足していくことでは輝かないのです。洗い続けることこそやる必要があるのです。

すると拭き終わったガラスと同じように、ただ当たり前に自然に輝いてしまうのです。輝くことに、頑張ることは何もないのですね。

ザブザブと心を洗い続け、清らかな自分に出会い続け、気づいたらいつでも輝いてしまっている。そんな状況を目指す時間を作りたいものです。

全ての方が、輝いた笑顔で過ごせますように!




毎週土曜のオンラインではヨガ哲学を理解し、1ヶ月実践しています。
これがなかなか深いですよ。
ヨガならではの考え方で、リフレッシュを保ちましょう!



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鈴木めゆ
読んでいただきありがとうございます!!いただいたサポートは必ず心身の健康の活動に還元し、役立てます。