【産休中の夜泣き対策】生後4ヶ月から7時間爆睡
産休に入り、時間ができたので色々な本を読んでいた。
夜泣きについての本を読んでの学びを共有したいと思う。
フランスの子どもは夜泣きをしないらしい。
非常に興味深い話である。
というのも、私自身夜泣きでかなり親を苦労させたらしい。自分でも、良く泣いていたのを覚えている。低出産体重児で産まれたからか、ミルクも多く飲めず、長く寝れたかったようだ。
だから同じ血を引いている自分の子どもも夜泣きするだろう、そしてずっと夜泣きに苦しめられるのでは?と思い、この本を読む事にした。
書かれていた事
①待つ
フランスの子育てでは親が「待つ」事で、子どもの自立を促すようだ。
赤ちゃんの頃の夜泣きは、少し泣いていても様子を見る。様子を見る時間は1~2分ほど。ただ意識がぼんやりして泣いていて、寝るまでのサイクルができていないだけ。ここですぐ抱っこすると、余計に目を覚ましてしまい、抱っこありきでしか寝れなくなる。と書いてあった。
ここでのポイントは、夜泣きした時は様子を見る。泣き止まない時だけ不快要因を取り除く。これを一貫することが重要であるらしい。
②枠組み
枠組み作りが大切。家でのルールを守るために、何度も説明する。枠組みの中では子どもは自由。
待つと枠組み、両方ともに共通することが、怒らないということ。親は怒らず、待つ、説明する。それが子どもの自律に繋がるらしい
③食事
食事は色々なものを与える。具体的に野菜から離乳食を始めるとあったのが衝撃だった。そしてある程度食べれるようになったら、嫌いなものでも1口は食べる。そして食べないからといって、別の代替のものを与えない。こうすることで、食べれるものが増えるという話だった。また食事の時間が決まっていて、8時.12時.16時.18時が食事の時間。それ以外の間食は無し。16時のみおやつが与えられる。
平日は枠組み(親が選んだ決まったもの)の中での食事で、休日は好きなものを食べれるようだ。
また土日は、お菓子作りをする家庭が多い。午前中にケーキやクッキーを作って、16時のおやつの時間まで待たせる。これも待つ事や、枠組みの一つであるようだ。
④夫婦
フランスにおいて、子どもを優先させて、夫婦関係が崩れるより、夫婦関係を優先することが良いと考えてるようだ。
夫婦での時間、会話、関係が重要視される。子どもが会話を遮ってきた時、急ぎか?と聞くようだ。それを繰り返して、急ぎではない時に話しかけてはいけない事を学ぶと書いてあった。それが社会に馴染む1つの方法だと…
まとめ
日本とは違う感覚だったが、とっても読み応えがあり面白かった。
参考にしたいことは「待つ」という事。親側の忍耐力が求められる、せっかちで効率の良さを考えがちな私にできるだろうか?待つということが子どもの成長、自律性を育む。と考えて、少しずつ柔軟に対応していくことが求められるように思う。
全て本のようにするわけではないが、幅広く色々な考え方に触れれる読書はいいなと思った。
この本を読んで出産し、今に至るが息子は夜泣きをしない。というか【夜は寝る】が生まれた時から染み付いているのか夜泣きで悩まされたのは数回程度だ。それもゲップが上手く出てなかったり、ミルクが足りなかったりの、新生児頃だけ。
朝はカーテンを開け、昼寝もレースのカーテンだけして明るい中で寝ているためか日中か夜かはわかっているようだ。ありがたい。もちろんその分昼間は起きてるし、ギャン泣きの時もあるが、比較的育てやすい気がしている。
追記:生後4ヶ月頃から22時〜5時までの7時間は寝てくれるようになった。その頃から母乳を減らしミルクに移行した為腹持ちが良かったのもあるかもしれない。しかし本当にありがたい。
出産前に読んだので、また落ち着いたらもう一度読み直したいなと思った。