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#43 【stand.fmユーザー必見】今のうちに音声(声)の資産、コンテンツをできるだけ録りためておくべき理由
音声市場の盛り上がり
言わずもがな、音声配信が盛り上がり、ポッドキャストも再燃していますね。Clubhouseも突如やってきました。地上波テレビでも取り上げられるようになって、もはやここで詳細にお話するまでもないかとおもいます。
今回の音声版はこちらからどうぞ。
今回のテーマ「コンテンツの量と質の関係」
今回は、そんな音声・ボイス関連でこの先準備しておいたほうが良いと感じていることをお話したいと思います。
まずは、コンテンツの量と質についてです。私は、一般的な物事拡大の順序として以下のようなプロセスを踏むと考えています。
1:まずは質はあまり関係なくユーザー(配信者・聴取者)やコンテンツ自体の量が増える。
2:徐々にユーザーの中にレベル差が生まれ、中レベル以上のユーザーが良いコンテンツを発信し始めコンテンツの内容にも差が生まれ始める。
3:それら良いコンテンツに誘われ、同時にユーザーが増えさらに、裾野がひろがる。
4:レベル差がさらに拡大、ユーザーの目や耳も肥え人気のあるものとまったく人気のないコンテンツが明確になる。
5:初期にあげた一定レベル以上のコンテンツは後にはかなり有利になり、さらに接触機会を増やす。あとからアップするコンテンツ制作の難易度はかなり高いものになる。
量が増えたあとに質の高まりが追いかけてくる
そして格差がうまれる
Youtubeもかつてそうだった
Youtubeの最初の動画は、約15年前に動物園のゾウの前で話ししているたった19秒の動画で決してクオリティの高いものといえるものではなかった。当初はこのような他愛もない”動く映像”が見られていたのです。
以下の統計データの11番目が象徴的で「最も人気のあるYouTube動画の10%が、視聴回数の79%を占めている」というものもあります。
イメージとしてはこれに近い状態になる可能性が高いと思われます。
音声はメインコンテンツにはなりえないのではないか
一方で、動画のように2時間ずっと聞き続けられるかというと難しいですし、クリエイティブ表現としての現在の音の最高峰表現は「音楽」だと思うのでなかなか、音声・音だけでメインとなる音楽を超えるものはすぐにはできないでしょう。
もう一つは拡大の要素として「ながら聴き」であるということもあります。何かをしながら聞くという行為=サブというところにとどまってしまいがちです。
これらのことから、音声コンテンツはメイン・主役にはなりえないのではないかと言われていますが、私は音声コンテンツの作り方によってはそんなことはないと思っています。
・1つは声には「感情」がのっているということ
楽しそう、悲しそう、機嫌が悪そうなど話し手の気持ちが伝わるように
・2つ目に音だけで伝わるものがあるということ
マッチのする音、飲み物を入れる音、ドアを開ける音など効果音やシズル感をだすもの
要は重要なのは「内容+α」なのです。
内容は話そのもののストーリーやオチ
+αは感情や効果音・シズル感です。
昔あったラジオドラマもこの手法
音声コンテンツをできるだけ録りためておくべき理由
これから何をすべきか
今はまだ量が増えている時期なので、ひたすら違ったコンテンツを配信し続ける。量を増やし続けるべきです。
ただ、その増やし方は直接音声配信アプリに話かけて配信するのではなく
まず「声をデータ資産として残すこと」
この理由は、これです。
1:ワンソース・マルチユース
量を増やすに対応をするために、他のプラットフォームやメディアでもいつでも使えるようにする。(スタエフにもHimarayaにもポッドキャストにも)
2:元データとしての活用
元データを編集して質を高めていけるようにしておくほうがよいです。一度録音したものでもあとから変更してバージョンアップするようにしておけばまた新たな資産価値を生む可能性があります。
さらに、前段の話の中にも少しありましたが、質の向上に対応するためにはズバリ以下の3つだと考えます。ある程度、どなたでも再現性かつ汎用性を持たせることも考慮しました。
自分の体験談やそこから得た経験値をオリジナルストーリーとして話すこと
音声の特徴を活かすため、ある程度感情をのせて話すこと
効果音やシズル感を感じられるものをいれる
最後に
今は、「量を増やす時期」だと感じていますので、まだまだ間に合います。今のうちに自分の体験や経験を声データとしてたくさん残し、さらに質を高めて次のステップに備えるべきだと思っています。私もまだ効果音にはチャレンジ出来ていませんが・・・
私も今年の元旦からstand.fmを始め、今日ココに書いたことを自ら実践して確かめようとしています。ようやく40本ちょっと。
1年間毎日更新と決めたので今年の大晦日まで頑張ってみたいと思います。
オッサンを元気にする話、明日から使える仕事での小ネタ、小学生と中学生の子供を持つ親向け教育ネタなどあるのでよければ聞いてやってください。