警察官の寮の話と通院日記
私は職場で上司からのストーカーとパワハラで適応障害になり、仕事がままならなくなってしまったため有給を使い騙し騙し働いていましたが6ヶ月ほどで限界が来てしまいました。
そして精神科を探し、通院を始めました。
結局、公務員在職中に精神科に3ヶ月ほど掛けて3か所受診して自分に合った先生に出会えました。
通院が始まり1ヶ月ほど経ったタイミングでの日記を公開します。
このタイミングで私は有給を使い休んでいました。しかしメンタル以外にも体調不良が重なってしまったため左遷されました。
当時、私は◯察の寮に入っていたのて、ここで少し◯察の寮についての説明をします。
警察官の寮生活について
まず、寮は集団生活です。
1人部屋でない場合が多々あります。
そして定期的に『居室点検』と呼ばれる上司の不法侵入があり、部屋の清掃状況等をチェックされます。
貴重品や仕事道具の保管について不備があれば担当上司に報告がいき叱責を受けたあと『再点検』となります。
寮以外の場所に宿泊する際には課長までの決済が必要でした。
これは基本的には『実家』以外認められません。『交際相手と旅行』なんて許可はもらえませんし『私用のため』という理由は認められません。
稀に本当に実家に帰っているのか実家に確認の電話が行きます。
なので外泊というのは寮に住む『寮員』と呼ばれる若手の中ではリスクがあります。
(もちろん、しっかり実家に帰っていれば問題ありませんが…) 外出も『外出簿』に時間や行き先を記載し、門限の23時までに帰寮しなければ始末書や何かしらの処分がありました。
その他寮内での規律や行事で休日が消えたりと嫌な事づくしの寮ですので、当然みんな出たがりますが、なんと
『署長までの全ての担当上司』にお許しを請わないと寮を出ることはできません。
上司によっては『独身だから』という理由で寮を出ることを認めない人もいます。
この環境がまず精神的に苦痛であるため辞めてしまう職員もいましたし、寮内でのいじめや人間関係の問題で辞めたり早めに結婚して寮を出たりと手段と目的が入れ替わっている人もいました。ちなみに警察官の離婚率はとても高いです。
一旦寮の話は打ち切って、ここから本題のうつ日記です。
上司との電話の会話内容も含まれます。
以下、日記です。個人情報については伏せ字にしています。
私の名前は◯と記載します。
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前回の通院時からできるだけ仕事について考えないように生活している。
下記は有給中の寮での通話内容です。
a/b
19:30頃
担当上司から電話
「退職したいなら止めない。◯の症状が職場環境による適応障害なら、職場環境が変わった今ならすぐ働けるはずだ。人手が足りないのに若手が休んでどうするの？◯が復帰したところで、バリバリ働くのは難しいだろう。若手なのにそれだと今後は厳しい。お前のためを思ってのこと」との内容。
c/d
15:39
電車の中で心臓がバクバク
目を閉じて音楽を大音量で再生
目を瞑ると自殺をしている自分の映像が思い浮かぶ。首を吊っている。
何度も足踏みする。
深呼吸が上手くできない
電車を降りてトイレに入って落ち着いた
18:40
職場の担当係長から電話
•寮は結婚しないと出れない(そのため、寮へ家賃光熱費を払いながら実家で療養することになる)
•警察官なんだから自覚を持て。あなたに普通の自由はない。
•イーラーニング(仕事)をやりに来い
•(月/日に通院する旨を伝えたところ)そこで現場復帰可能なら診断書を貰ってこい
という内容。
喉が渇いて気持ち悪くなって、水をたくさん飲んでも喉が渇いて、ずっと飲んで吐いた。
その日は何も食べていなかった。
ここ数ヶ月肩と頭が痛い
締め付けられるような頭痛が朝から寝るまで続く
最近は電車で来るのが不安なため
精神科へ通院の前後の日は
電車を使わずにバスで病院近くのの友人宅に宿泊して通院している。
夜〜朝に髪の毛をかきむしる
不安で落ち着かない
生きているだけで苦しい感覚がずっと続いている。
以上が公務員を休職する4ヶ月前の日記です。
これから紆余曲折あり、休職→復職→休職と繰り返し、その間にも精神疾患は悪化していきました。
結果的に障害者となり、手帳を取って障害者雇用として働いています。
休職中のお金事情や職場の対応についてもう少し詳しく記載しようかと思ったのですが、身バレ防止のため今回はここまでとします。
具体的な病院名や職場の詳しい等は有料の記事にて公開しようと考えています。
長い記事になってしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございました。
(この記事はフィクションです)
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