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日常に付箋を貼る習慣

街が本格的に動き始めましたね。
さっそく。本屋さんに行ってきました。

本屋さん大好きなんですけど、通勤路に手軽に行けるところがないのが悩みです。いつも、帰りの電車でわざわざ途中下車をしていきます。
ちょっとめんどくさいけど。
自粛後に行く、久々の書店。
なにげないこの日常はやはり尊い・・・。
あれこれ悩みながら本を選ぶのは至福の時~。

 アマゾンとかネットで本を買うのも便利。だけどやっぱり書店に足を運びたい派ですね。いろいろペラペラめくりながら買う本を決めるのが楽しい。あれもこれも読みたくなって、あっという間に両手がふさがります。
無限の可能性に囲まれている気分になる。



今回はビジネス書ばかり。
失敗したくないのもあって、広く読まれている王道なチョイスになっちゃったけど。みんなが読むということは、きっとためになることが書いてあるはず!ということで、しばらくはこれで楽しめそう☆


一緒に「ココフセン」も買いました。


クリップが付いていて、本に挟める付箋です。
とっても便利です。
私は本に傷を入れるのに抵抗があるタイプ。
本を活用するためには、線を引いたり、ドックイヤーをするのがいいとは聞いても、なかなか実行に移せない。ネットより書店が好きな理由の一つは、届くときに折れ曲がってくるリスク回避のためだったりもします…。

でも、きちんと内容を頭に入れるためには、メモを取るとか、線を引くとか、曲げるとか、印をつけないといけない。
何とかしたいなぁ。
だけど、電車とかで読んでいるときにメモを取ったりするのも難しいよね…。


と、困ってるときに現れたお助けアイテムがココフセンでした。

付箋も、紙を痛める可能性があると言えば、ありますが。
それでも折り曲げるよりはまし。

本と一緒に持ち運べるのがすごくいいなーと思っています。


 一回読んでさらっと忘れてしまいそうな事にちゃんと印をつけておくこと。大事ですよね。
日常でも、最近そう感じることが多いです。

かなり多くのことを流して、見過ごしている。

 乙一さんの「箱庭図書館」という本を読んでいたら、物語の中で「あれ?」と違和感を感じることがありました。
気になってその一節を読み直しては見るものの。まぁ、作者が間違えるわけないし、大したことないな…と思いなおして、特に気にも留めずに読み進めたら…やっぱりその一節が、物語オチに深くかかわっていて。
感じていた違和感は実は重要だった!ということがありました。
かすかにピンと来ていたのに、残念。
もっと深く考えてみればよかった。

 それから、自粛中甘いモノを食べ過ぎるということがよくありました。お菓子の大袋とか、一個だけ!と思っていても、気づいていたら半分くらい食べてしまう。駄目だなぁって思っているけど。
でもまぁ、仕方ないよ。そういうものだよ。と、嫌悪感を感じながらも、なるがままにしていたんですよね。

 そしたら、いつも見ているYouTubeの人が、「食べ過ぎちゃうので、お菓子は小分けにしてます!」と紹介しているのを目にしました。
ちゃんと工夫して、食べる量を制限する。
これは良いなー!と思うと同時に、私がダメだなーと思っていたことは、工夫して打開すべき「対象」だったということに、驚いている自分がいました。

 大きな問題とか、明らかに考える対象として、目の前にあることに立ち向かうことはできていても、こういう些細で小さいことというのは、「それが問題であるということにすら気が付かない」という盲点があるように感じました。そして、それを「問題」として救い上げるところに、他にはない閃きとアイデアがあるのではないでしょうか。

本に付箋を貼る習慣と一緒に、もっと日常にあることを流さないで、目を凝らしていきたいです。




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